今週の本
昨日買って一気読みした本。
- 作者: 西原理恵子
- 出版社/メーカー: 理論社
- 発売日: 2008/12/11
- メディア: 単行本
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「カネ」の話をすれば、イコール「その人となり」がわかってしまうような。実際、自分のことをふり返っても、ってところでね...読みながら自分のことも思い出してしまったりしてさ。でも、この本の中に書かれていることは「すごい」なぁという一言。
いつも思うことだけれど、わが家の子どもたちには感じられないことなんだろうな、って思う。別段、なんでもできるわけでもないし、目の前のことのガマンはさせているところはあるけれど、でもさ、根本的に「お金がないからできませんでした」ってことは(<もちろん「程度」はあるだろうけど)『ない』と思うしね。
自分の子どもに苦労をさせたい、とは思えないけれど(いや、冷静な頭ではそれなりに経験しないと人としてどうよ、とは思うけど、「情」としてそこまでは思えない)、自分が抱えていたハングリーさみたいなものなんて到底今の環境では子どもたちが持ち得ないものなんだろうな、とはいつも思っていて。勉強に対してもそうだしね。
わたしは目の前のことはちょいちょい買い与えられていて、おこづかいとしては多めに持っていたけれど、でも最後の最後で「できないこと」っていうのがたくさんあって、大学行けたのもバブルのおかげであって「たまたま」だったんだよな、って思うし。今にして思えば、結構な額をバイトで稼いでいたけれど(十分「自活」できる)、結局、うやむやに使ってしまっておしまい。ここがわたしの「限界」だったんだろうな、と今になって思う。
今は単純に経済力がないものね。かの本にもあったけれど、オット頼み、というのは本当にリスキーだよな、とも。「自活できない」というのがわたしの「壁」なのかな、とおカネから見ると思ったこと。
生きていくことって本当に大変だと思うし、でもこの日本だったら「どうにかなっちゃう」と思えたりもして、そこらへんがなんとも。いや、最近のニュースだけを見ていたら「どうにかなっちゃう、というのも限られた人だけ」ってドキドキしちゃうんだけどね。わたしももっと切実さを感じないといけないけれど、あまいあまい、ってところなんだろうな。
併読中なのは、
起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/11/29
- メディア: 単行本
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「周りの人と協調、尊敬、調和し、自分の力を倍増させる技術」ってフレーズを見ると、わたしも現在もっとも大事にしていることはそこで、それなりに対自分比としては「劇的に改善」している真っ最中なんだけれど、スピ○チュアルだとか精神論ではなく、何かが足りない...それはなに??ってところで、まぁ、ひとことでいえば「努力」なんでしょうけど、ほほほ。もっといえば「おカネになる仕事につながる努力」、というところなんでしょうけど(上の話にまた戻るわけですな)。
お役の仕事で、頭も気持ちもかなり鍛えられて、単純な体力もアップしたから、ここでがんばらないと!と思うんだけど、お役が終わったら気が抜けてしまいそうに思っていたりして...ここらへんがオレのもっとも「あまい」ところなんだろうな、とも。