6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

再構築

ハタチ過ぎを境に、祖父が亡くなる26,7歳までの間、自分にとっては「暗黒の時代」で...自分の境遇とひとりで葛藤していた、というのもあるし、ほかの挫折なり失望なり、大事な人を失ったことなどもあって、それまでの「自分」を断ち切った、というか。


それまでの自分で居続けることができない、したくない、息切れがしてしまった、というのもあるし、そんなにがんばり続ける必要がなくなったというのもあるし、それまでの方法論が通用しなくなったというのもあって。この10年くらいは「まるで別人」というような感じで、ある部分、そのころの自分のことを忘れていたんだけどね。単純に、子どもを育てるだけでいっぱいいっぱいだった、ときから、自分に向き合う作業の中で、またまた掘り出してしまったんだろう。


昨日も書いたけれど、するん!と突き抜けるための、何か糸口をつかみかけている気がする。3歩進んで2歩下がったところもあるんだけど、もうちょっとで...という場所まで来た気がしていて、時間があることもあって、今週の課題は分断していた自分をつなぎ合わせるような感覚がしている。


いささか感傷的になり過ぎているかもしれないけれど、せつなかったり悲しかったりする気持ちも感じながら、昔の自分と今の自分をつなげていて、一続きの人生にしている作業中。いや、もともと分断なんてしてなかったんだろうけどね、わたしの気持ちとしては、もういいや、って投げ出してしまっていたけど、それもまるごと受け入れようという気持ちに「やっと」なれたというか。


つらかったり悲しかったり恥ずかしかったり、若いときってそういうもんだろうけど、そういった部分も引き受けて、受け入れて、本当の自分になるのかな、なんてね。