6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

マイクを握る

いやはや、壇上にこそ上がらなかったものの、長女の学年の母たちの前(100人弱?)でマイクを握ったわけで...うー、終わったと同時にものすごい緊張がきて、その後、クラスごとに分かれて話をするときに、手が震えていましたよ。

ひとつの係(力仕事?を含む準備作業)がなかなか決まらず、そんな中、想像以上に、クラスの方たちが「申し訳なさそうに」言ってくださるので、本当にこちらこそ、という感じだった。正直、授業参観のときも、子どもの様子はどうでもいい(<どうでもいいって、おい!)ってくらいで、来ているお母さん方の数やらを数えてみたり、気がかりで。

幼稚園つながり、ご近所つながりっていうのがぜんぜんなくって、ほんと、知らない人たちばかりなんだよね。当然、幼稚園のように送迎したりするわけでもなく、顔と名前が一致しない、いやぁ、名前だってよくわかっていないくらいなのに。そういうどう思っているかわからない人たち(正確には、なんとも思っていない人たち)に向かって、力仕事を募る、というのが気が重かったのだった。

人前で話す、ってことで緊張もしたんだけど、「知らない」人たちの前で話す、っていうのが怖かったんだよね。別の集まりでも原稿片手に報告やその感想などを話したことはあったけれど、そこでは、基本的に、わたしのことは知らなくても、その話自体には興味もあれば、少なくとも「受け入れている」態度で聞く、ってことだから、それとは違うんだな、って思った。「どう思われるかわからなくって、とっても不安だ」という中で話したから、だよな、と自己分析。

でも、クラスの雰囲気は思ったよりもよくって、終わってからも声をかけてくれたり、挨拶してくれる方たちもいてくれた。ほかのクラスの委員さんたちとも互いの状況を伝え合って、ひと息ついたり、外でPTA役員の方たちとも話をしたりして、とてもすっきりした気持ちになった。

なんだかヘンに身構えていたし、正直、誰も手を挙げてくれなかったら、とか、断られてばかりいたら、そりゃぁ、できることならやりたくないものねぇ、などど、だんだんよくないほうにばかり考えていて、母たちの顔が怖く見えたんだけど、ごめんなさい、ということで。怖く見えるような人たちは懇談会に来なかった、っていうのもあったか(と、ちょっと毒づく)。

ほんと手を挙げてくださった方や、○日のほうは出ます、とおっしゃってくれた方たち、本当にありがとう!ありがとう!ありがとう!!

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わたしも明日は幼稚園で運動会のお手伝いの募集があるはず。日程的に自分にできる参加賞作りに手を挙げてみようと思う(幼稚園のほうは、もしかしたら希望者多数で、おいらの手はいらないかもしれないけどさ、ほほほ)。