6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

タフでいこう!

おいらが幼稚園生活3年余りで学んだこと、「来るものは拒まず去るものは追わず」だ。オープンなおいらでいたいと心がけているし、やたらと浅いつきあいを広げようとも思っていないが、かといって「これだけでいい」といって閉じてしまうのではなく、いいご縁を大事にしましょう、というスタンスで。「輪の中に入りたいのに入れない、みんなうまくやっているのに、わたしだけがうまく入れない」と悩んでいた時期もあったけれど、そういうときって、やっぱりうまくいかないような気がする。たとえ、いったん輪に入れたようであっても、流されてしまったり、無理をしてしまったり、何かあったらくじけてしまうだろうし。

あとは、やっぱり「自分をしっかり」させていないとダメなんだな、ということ。適当にみんなに合わせているだけだったら、つまらない人間なんだと見透かされてしまうんだと思う。「わたしはわたし」だという線引き、どこまでどう引くのか、さじ加減が難しいんだけど、とにかく「まずは自分でできる範囲はここ!」「自分らしいと思えるところはここまで!」と意識するだけでも変わってくるし、そうすれば、楽にふるまえて、合わせようと思っていたときよりもうまく合っていたり。

当たり前だけど、うそっぽいとか、(中身が)うすっぺらい印象だったら、友達にはなりたくないよね。わたしの理想は、話をした後にいい気分?になれるような人になりたい、ということ。戦略とかさ、話術・心理学のテクとかじゃなくって、自分の言い方ひとつでも、というか。

まぁ、そんなことを言ってはみたものの、そんなすがすがしい「わたし」ではなく、あれこれ気にしたり悩んだりする「おいらはおいら」でしかない、ってところもあるよね。そのおいらをタフにして、ちゃんと誠意をもって人と接する、これだけ、ってところで。それ以外のところはどうしようもないもの。あとは、いってしまえば、好きでそういう輪の中に入っていっているだからさ、そこからあえて自分自身が学びなり気づきなりを得るためのいい機会なわけで、本当にしんどいなら、距離を置くのもありだし、もっといえば、完全にひいてしまう方法だってある。

まずは子どもがいて、それから自分。もっといえば、家庭があって、そこから先の幼稚園だったり人づきあいだったりするわけだもんね。そんなことを思う今日このごろ、ってな具合で。