6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

不安と悲しみと心配がつながっていって落ち着かない

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おはなし会が終わって疲れが残ったまま日曜を過ごす。夕方は先日書いた方のお通夜に長女と出かけてきた。受付までの壁に故人の方のお写真や会社での経歴などが掲示されていたけれど、社歴からすると1~2歳上だったようだ。横にはご家族での写真もあって...胸が詰まった。長女の同級生のお嬢さんも泣きはらした目で座っていた。まる一日経った今でもふとしたときに考えるわけでもなく考えてしまう。不安や悲しみ、心配。

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このところ、長男の学年がちょこちょこと問題が起こっているらしい。よく学校のことを話す長男からの話もその頻度やらことの大きさが増しているように感じていたのだけれど、先週、学年で集められてみなそろって怒られたらしい。行事で出かけた折に娯楽のものを持ってきて、しかも行った先や移動中に遊んでいたらしい。

そのこと自体は注意されることだし、その子も反省して改めないといけないと思うけれど、気になったのはその注意の仕方。30歳くらいの男の先生が黒板をばしっ!とたたいて、顔を真っ赤にして怒鳴り散らし、最後には何を言っているんだかわけがわからなくなっていたんだそうだ。長女の学年にいたときも、その先生が机を蹴って怒鳴るというのを聞いて唖然としたのだけれど、とうとうこの学年でも。聞けばほかの先生も感情的に怒鳴りつけたり(言葉づかいが悪い)、椅子や机を(若い女性の先生が)割と頻繁に蹴ったりする、とのこと。おまけに主任である年長の女の先生(40代半ば)もヒステリックに怒りはじめていると同級生の母から聞いた。

今回の行事であちこち問題があったから、年明けにある行事は行かないことになった、と言われたらしい。それを聞いたわたしと長女は「まさか。単に脅しただけでしょ」と思ったけれど、そういうことを言うこと自体がどうかと思う。「いい子にしていないと~してあげませんよ」っていうの、6年にもなって通用しないし、そもそもそれって大人として(ましてや教育者として)「どうなの?!」と思ってしまう。そんな尊敬できない先生の言うことなんて、今後、誰も聞かなくなってしまうはず。

いつも思うんだけど、いくら注意しても手を焼く子どもがいたとして、だんだんと先生が感情的になったり暴力めいたり脅したりすると、結局、それを見ている周りの子どもたちが傷つく(で、もとより言うことを聞かない子どもはそのまま改めない)。

他のクラスだったけれど、注意をきかない男の子がいて、周りは騒がしい状況で、それを女の子が家で泣きながら自分のクラスはおかしい、と母親に訴えているんだそうだ。長男もやたらと連帯責任だ、と言われて、ねちねち怒られることに嫌気がさしているし、納得もできないと怒っている。ほかの友だちも同じように怒っている子がいるし、そうでなくてもなんだか子どもたちもぴりぴりしているんだそうだ。

そんな長男の話を聞いて「そんなものだよ」「気にせず聞き流せ」とも言えず、とはいえ先生を悪く言うわけにもいかず、ただ中立的なあいづちを打ってはみるんだけど...。翌日はやけににこにこしていてキモチワルイほどだったと聞いて先生たちもなにか思うところがあったのかと思ったり、今日は別の問題が起こったそうで、子どもにいらいらやつあたりする余裕もなかったようだけど...気になっている。

知人にこのことを先生からの「パワハラ」と言われたけれど、確かにそうだ。「ハラスメント」と言ってしまうとちょっと違うニュアンスも出てきてしまう気がするけれども...。いわゆる会社でのパワハラと違ってもっと気持ちが重くなるのは、これは「子ども」のことであるし、「教育」の場で行われている、ってこと。同級生の母たちともどうしたらいいだろう、と話していたんだけど...わたしもどうしたらよいのかよくわからないままだ。