6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

定期試験中日

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今週は試験中の長女、おべんとうなしの早帰り。駅で待ち合わせてごはんでも...と思いながら、月火と予定があり、明日もまた。ということで、今日、駅前でお昼をいっしょに食べて、少し本屋さんに立ち寄り帰宅した。

最近、なんだかぐーっと落ち着いて、気持ちのイライラやざわざわが減ったよう。割と口数が増えて、不機嫌そうなところがほとんどなくなった。もともとふたりきりだとよく話してくれたり、こちらの話にも耳を傾けてくれるんだけど、今週もそうで、ちょこちょこ学校や勉強の話を話してくれて、おまけに手ごたえについてもチラリと話していた。
 
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たまたま途中で入ってきた小さい子ども(2歳くらい)を連れた母と子ども4組のうち、ある男の子を連れた母親が「なにやっているのーっ!」とものをひっくり返した子どもにややヒステリックに言っているのを見かけてから、長女もどうやら気になるみたいだった。確かに、食事が運ばれてくる間、ほかの3人の子どもはおもちゃで遊んで、椅子の上に立って遊んだりもしていてものの、静かだったけれど、その子だけはなにかいやなことがあったのか何度か泣いていた。そのたびに気を紛らわせるためにスマホで電車の映像を見せているらしく、その間だけは静かになっていた。
 
ずいぶん以前の(小学校の)委員会で、未就園の3歳のお子さんを連れた人たちがポータブルのDVDプレイヤーを持参して、その委員会の間、横の広いテーブルで見せながら話を聞いていたけれど、それにもましてスマホで、いつでもなんでも何度も見ることができるってこと、子どもにとっての影響がどんなにか大きいはずだと思う。
 
長女のころだって、ビデオを繰り返し見ることで(しかも巻き戻して再生できるからC集中しないで見るだの、ほかのことをしているのにずっとつけっぱなしにしておかないと気に入らないだの)「それはダイジョウブなのか」と思ったこともあったし、実際に幼児教育や発達心理学の先生がたがいろいろ言っていた記事もよく見かけたのだけれど。
 
景気や世界情勢などによって「~の世代」なんていっていたけれど、なんだかその周期がぐっと小さい範囲で刻々と変わっていくようなんだろうな、と。「~で育つ」ともいうけど、そのスパンが短すぎるんじゃないか、と。
 
単純に「~がいけない」といってもそのせいばかりではないというのもわかるんだけど、影響と変化を思うと、やっぱりこわいなと。「今の子にはついていけない」って笑い話で済むのか、はてまたもっと根深い問題なのかはよくわからないけれど...。
 
小さかろうと・若かろうと、おばちゃんだろうと(わたしだ)スマホらへんのことで、「失われたなにか」は区別なくあるんだろうけども。それにしてもずっとだよなぁ...。
 
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今日の本屋さんで見つけて買ったものの、まだ袋の中のまま(忙しかった)。 
料理=高山なおみ

料理=高山なおみ

 

「暮らしの手帖」みたいな雰囲気がとても素敵だし、オーソドックスなものからちょっと変わったものまで幅広くあったように...書店では思った。なんだかゆっくり読みたい。ほかの本も。

明日は、明日で最後の委員会関係で長女の学校にでかける。毎日そんなこと。