6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

なぜか長男と

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長男がフェルトがほしい、というので手芸材料のお店に出かけました。学校で使うのかと思ったら、そうではなくて何かアップリケみたいなものを作りたいんだそう。前回、家庭科で使った余りのフェルトで自己流でドラ○もんを作ったのですが、今回はもっとちゃんと作りたいとな。で、チョ○パーにすることにしました。
あとは、音楽の授業の際、音楽室に移動するときに教科書やリコーダーを入れるためのレッスンバックがほしいというので、ワ○ピースの布も買ってみました(こちらはわたしが作る)。

ほかのところも見ながら、レザーのミニチュアのブーツを作るキットがあって、その見本をいっしょに見ながら「わー!おもしろいね」とか言って、そうか、長女とこういう日が来るかと思っていたけれど、なぜか長男とこういう日が来た、ってことにびっくりした。いまどき、料理や編み物は女の人のやること、っていうのもなんだから、むしろ積極的に長男がやったほうがよい、と思うけどね。長女もずいぶんと昔に指編みのマフラーに凝っていた時期もあったけど、受験塾に通い始めて「そんなことをしている暇はない」というのは正直あったし、今も部活で疲れていたり、空いている時間はほとんどスマホなので、今なお「そんなことをしている暇はない」という感じかもしれない。学校では、前期のうちに聖書・讃美歌にカバーを作って、それにクロスステッチで自由に刺繍する、という作業がありましたが、それもどこまでちゃんとできたのやら。

そういえば、自分が小学生だったころは、フェルトでマスコットを作るのが流行ったなぁ。調べてみたら、なつかしーー。この本を見ていくつか作ってみたことを思い出した。この作家さんのブログも見せていただいてなんだか不思議な感じがしました。「わたしが小学生だったころは」なんて35年前くらいのことだ...(遠い目)。
 
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子どもをもって、昔のことを思い出すとせつないことも多かったけど(いわゆる母親ってこうなのね、的な)、でもこうしてなんでもないことを思い出すっていうのもある。そういうことはたいてい「たいしたこと」ではないから、ぱっと思い出して忘れてしまったり、覚えていてもわざわざこうやって文章にすることは稀だけど、小さいからこそ、ぐっとしみることも実はあるのかもしれない。