6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

台風の朝、映画をひさびさに

テッド [DVD]

 

昨日、ふらっと立ち寄ってDVDとCDを借りてきた。CDは長女も喜ぶようにあまちゃんの3枚と、あとは「僕と小説とクラシック - 巡礼の年篇」を見かえて手にとった。思えばあんまり聴きたい音楽というのは少なくなって、クラシックをラジオで十分なのかもしれないなぁと。興味・関心を持つのも維持するのも気力が足りない。
明け方から昼前にかけて10年に1度という規模の台風が関東を直撃する、という予報。子どもたちも昨夜はすっかり「明日は休み」という気持ちでいたけれど、その通り、暴風警報が続いて、朝5時半ごろに長女の、7時過ぎには長男の学校からのそれぞれ一斉メールが来て、休校が確定。その間、6時過ぎにオットは会社に行きました。こんな台風の中に出かけるなんて...と思うけれど、仕方ないのか。電車も少なく、来た電車も徐行運転らしく、いつもの倍以上の時間をかけての通勤だったようだ。
わたしは4時ごろ目が覚めて、スマホでニュースをチェックし、それから借りてきていた「テッド」を見る。よくできているなぁとか、なんかやっぱり文化の違いを感じるなぁとか、ところどころ、こりゃR15だよなぁとか思いながら、ちょっと最後は泣いてしまった。涙腺弱い。男の、だめさがなんともコイビト目線ではなく、もはや35歳のおっさんを見ても母として将来の息子のこととして共感するあたり、なんか息子を持つ母っていうのは...と思うな。
見終わったあたりでひどく頭痛がしてロキソニンを飲む。困ったときのロキソニンだのみ。ほかの頭痛薬と違ってなんとなく痛みが去ったというのではなく、明らかにすきっと爽快になるのがすごいなと思う。1時間余り休ませてもらって復活。その間、子どもたちはありあわせのものを食べて皿を洗って宿題をしていた(ぱちぱち)。
ほどなく青空が顔を見せ、雨も上がって思ったほどの強風もなく、夕方からの塾もこのままだとふつうにあるようだ。表ではすでに近所の子どもたちが遊んでいる。大きな被害が出ている地域や亡くなったりけがをなさった方たちがいるので甘く見てはいけないけれど、こんな休日もあるんだな、と。