6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

家事の面では、意外とラク...だけど。

先週月曜から新カリキュラムでの塾が始まり、ちょうどまる1週間。塾べんが始まってさぞかし...と思ったら、案外とラクな気がします。お弁当におびえて(ははは)常備菜を作ったり、献立をなんとなく意識したり、まだ元気の残っている午後半ばに準備するのが、フツウに夕方に晩ごはんを作るよりも精神的に負担が少ないような気がします。長男も早めの時間に夕食を食べることができるし、みんなハッピーかも。ただ、月水金はわたしのお出かけが今までよりもちょっと早めに帰るようになる、というのはあるけれど。それもあとからお弁当だけ届けることもできるし、おかずをお惣菜買って詰めてしまうってこともこの時間ならでは、でできることだしね。もちろん、冷食も保険のように買ってありますから、何もこわいものなし(?)。


今まで「なんで勉強しないのっ!」と思っていたのも、塾で今までの倍以上の勉強をして、さらに倍以上に増えた宿題をしている長女に対して「大変だよね、ダイジョウブ??」と心の中で思うので、優しいお母さんになっているかも。こちらもストレスなくサポートできる空気があります。


とはいえ、すっかり「受験レース」の流れに巻き込まれちゃったなぁというのが実感です。そりゃあ、できるに越したことはないけれど、どこそこの学校とか思っていなかったのに、実際に進学する(できる?)かはさておき、目標として「○○中」みたいな感じになっちゃっているし、「競争」なんだな、と思う。実際の毎日は「自分との闘い」なんだけど、でもそのモチベーションの多くは「誰か」との闘いなんだな、と思う。そうなるのはもう少し先のつもりだったけど、もうすでにすっかり、なんだな、と。


いや、もちろん、子ども自身の受験であって、母であるわたしはサポートするくらいしかできませんけど、そう思っていてもやはり、ね。せめてどこか冷めた部分、客観的に思う部分、他人事に思える部分というのは大事にしておきたいけれども、さて。