6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

こうしてまたひとつ年をとり...

誕生日が過ぎました。子どもたちには、カードと手作りのプレゼントとサービス券を貰いました。家族に祝ってもらうというのはとてもうれしいことだなぁ...なんせ親不孝なわたしだったものですから、育ての親である祖父母からも途中から祝ってもらえなくなっちゃって(反抗していたからなぁ)なんて、ものすごく昔のことを思い出してしまったりして、そんなことを口走ったせいなのか、わたしのお古のそろばんを長女が来週学校に持っていく、というので出してきたら、そのケースに祖父の文字で書かれたわたしの名前を見て...ちょっと意地悪だったなぁと反省しました。かわいがってもらっていたのに、はねのけたのはわたしのほうだったよな、なんてね。


あまり年齢のことは考えないで過ごしているけれど、やはり体調の変化があると意識してしまうなぁ。髪にも白髪が増えてきたしね。アレルギーは緩やかになってきたからいいものの、子どもたちが小さかったころのような、がんばりがきかなくなってしまった、というかね。症状から、からだの声に耳を傾けて、こだわりをなくすように努める、というか、それがいちばんの対応だったりするんだけども。


自分の中だけで通用するイイワケができるなら、今までの人生はどこか自暴自棄だったり逃げていたり避けていたりしていて「自分のことなんてわからないよ」とばかりに自分に無責任だったけれど、この数年の取り組みでやっと「自分を生きる」ということがわかってきたような気がする。これまでは自分探しというか、自分の内部を見つめる作業でいっぱいいっぱいだったけれど、これからは積極的に周囲ともかかわりを深めていこうと思うので、また違った生き方ができるのではないかなぁと期待もいっぱい。


幼稚園や小学校でのお役や係も、いろいろな経験となってそこからの気づきや学びもたくさんあったけれど、今後は仕事を通じてまたいっそう深い経験ができるような気がする。自分にできることを生かしていこう、なんて思えるのはものすごい進歩だなぁ、なんてね(ふふふ)。