紡がれた物語を手にしつつ
自分への誕生日プレゼントは...というわけでもないのだけれど、たまたま重ねて本を買った。最近は積ん読も増えて置く場所にも困っているし、ちょっと時間がとれそうもない...と思っていたんだけれど、先日、話を聞いて紹介されていた本をまず買ってみた。
本、物語を読む意味を...ということだけれど、それ以上に河合隼雄さんの話はとても心にしみる。「最後の対話」だったんだ、とも。
- 作者: レイチェル・L.カーソン,Rachel L. Carson,上遠恵子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1996/07
- メディア: 単行本
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話をしてくださった方の「育児書のバイブル」として挙げていた本。「沈黙の春」の、ということで、確か、政治経済のの勉強の折、環境問題の本として紹介されていたわけだから、さぞかし昔の...と思ったら、こちらの「センス・オブ・ワンダー」は最後の著作だと知る。
子どもたちが小さいときには、子どものころの感性に気づかず...大切にもせず...と後悔しきり。もっとああすれば、こうすれば、という思いが尽きない。いまさら、なんだけれど。もちろん、よいと思われることを全部はできない。生活もあれば、自分の向き不向きもあって、好きじゃないこと・不得意なことを子どものためだからと無理をしてやるのも違う、というのもあるんだけども、それでも。
ほんとうの 「三びきのこぶた」の話を読みたくて。石井桃子さんの訳だから、音読したくなる。こんな話だったのね、と初めて知る。ほんとうの昔話は、えてして残酷だとか、表現がわかりにくいとかいわれてしまって(それも年々、風当たりが強くなりつつあるのも感じる)、かなり残念なんだけれど...。
この本の前に買っていた、こちら(↓)もあわせて読むつもり。