6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

昨日、今日と学校に行った、ってことか。

f:id:rainy63garden:20150117215255j:plain
昨日の午後、おとうさんたちのボランティア組織の窓ふき清掃に出かける。それなりの人がいたので窓の内側を20枚くらい拭く1時間弱で終わった。それからおとうさんおふたりによる読み聞かせ。昨秋のおはなし会で読み手デビューをされたおふたりだったのだけれど、そのボランティア組織の中にできた「読み聞かせ部」の人たちだ。まだかなり緊張なさっていたけれど、声も大きくて聞き取りやすく、しっかり練習もなさっていて、なにより絵本や子どもが好き、というのが伝わってきてよかった。おそるおそる提案したことからこうしてつながっていく、というのはうれしい。15分のプログラムを折あるごとに続けていくことで、ほかのおとうさんたちにもよい影響がきっとあるはず。

なんだかほんと「卒業」がみえてきたなぁと思う今日このごろ。中学受験があったらこうもしみじみ考えている余裕はなかっただろうけれど、それぞれのお役の引継ぎが目の前に見えてきて、小学校に対して...というのも残りいくつ、という感じだ。いろいろあった小学校で、長女のときのみならず、不信感もかなりあったし、ショックを受けたことも少なからずあったけれど...それでもいくつかのことを思えば、やはり感謝の気持ちを込めてお返ししたい。もはや、校長先生はすっかり元の態度に戻って、会釈しながらすれ違っても「つーーん」とされたのには驚いたけれど(校長には「関係が終わった」とみなされたのだろう:以前はそういう態度だったから)。

今日は長男になわとびを買って届けた。土曜の朝「なわとび、家にある?」と訊かれたままで、本人は土日ともに遊びに出かけていて、そのことをもう一度口にしていなかったのだけれど(で、わたしもすっかり忘れてしまっていた)、今朝になって「なわとびがない!今日必要なのに!」と不満げにいうものだから、「なんで昨日言わないの?!」となっちゃった次第。

忘れて困る体験があればそれに懲りるだろう、というお母さんもいたけれど、やっぱりそれは(忘れたものや困り具合にもよるけど)想像するだけでせつない。

数日前、食器を洗っていたら、いつもとは違う香りに長男が洗剤の名前を訊いてきた。その名前を聞いて、昨年出かけたエコプロダクツ(企業がエコ活動の取り組みを紹介する展示)にその洗剤のブースもあって、アンケートにこたえると小さいものがもらえたんだそうだ。長男もその日あちこち回っていろいろもらって帰ってきていた。「その洗剤をもらっている友だちもいてさ、そこ回ればよかったなぁと思ったよ。(もらってきていたら)お母さんが喜んでくれるかなぁってさー。」とな。

おやばかだけど、そんなふうに思ってくれている長男が「懲りるためにはちょっとくらい困ればいい」とはとても思えなくて。特別に深い思いを込めて、というわけではなかったんだけど、それだけに「喜んでもらいたい」と思ってくれた気持ちがうれしかったのだ。