6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

きょうはなんのひ??

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帰宅して着替えている様子の長女、ちょこっと何かを隠しているような気配を感じたんだけど、実はお花だった。結婚記念日のお祝いにお花を、とのこと。普段、そういうことをほとんどしないし、カードや手紙はあったけれど、お花は初めて。とても驚いて文字通りサプライズだったけれど、じわじわっと喜びがわきあがってきたような。

今年で16年経って...早いような、なんとも。特にこの4~5年の早さといったら。子どもたちも大きくなるわけで。この6~7年くらいは家事もだんだんとおろそかになって、学校やらその他のことにかまけるようになっていて、オットもさぞかしガマンしていることだろう。ほんと外のことが忙しくて、しかもわたしの体力気力が落ちていて、というありさま。

今週こそ、と思ったけれど、もうあれこれあって追われるように過ぎてしまった。そしてやることはわかっていてもどうもやる気が出ない。なんとはなしに後回しにしてしまっている。明日こそ、明日こそ。

長女のサプライズから思い出したのがこの絵本。長女に読み聞かせをした覚えはないのだけれど、長女は自分で読んで知っていて、その話をした折にすごく昔にわたしの誕生日にこのようなことをしてくれたんだった。部屋のあちこちにメモを隠して、最後に並べてみたら「おたんじょうびおめでとう」だった、という...この話をするまですっかり忘れていた、ほんとうにごめん。昔のことはよく覚えているのに、子どもを持ってからのことは覚えていることとすっかり忘れていることがあって...。 
きょうはなんのひ? (日本傑作絵本シリーズ)

きょうはなんのひ? (日本傑作絵本シリーズ)

 

 今年の3月にオットとひどくケンカしたことがあって...ケンカといっても口論、とかではなく、わたしがまず一方的に怒って不満を抱えていて、それが理解できないオットが最初はこっちに聞いていたけれど、わたしがすっかり答えたくなくって、それで結局はオットも本気で怒って、しばらく口をきかない、という日が続いた...んだと思う(わたしがオットに怒っていたことは覚えているけれど、こまかなことは忘れた)。

そのときのことをその後も「あのときはほんとうにもうだめだと思った」と長男が言っていて、仲が悪くなることを本気で心配していた。もう二度とああいう状況はいやだ、とも。長男のみならず、長女もそのときはめそめそ泣いていたし、子どもにとって両親が仲が悪いことがいちばんこたえるんだな、と思った。

ほんとうの意味で信頼しあっているのか、今オットがわたしに対してどう思っているのかよくわからないし、もとより自信がないんだけど、とはいえ、子どもたちのためになんとか、と願う。オットにはもうしばらくがまんしていただきたい。