ブックトークに参加してきました(^^)
在園のときには参加したことがなかったので初めて...何人か小学校での読み聞かせをしている人、何か(絵本に関する)勉強会に参加している人、あとは独学ではあるけれど「昔話・物語」について研究(ほんとうに文字通り!)している人があって、大いに勉強になったのだけれど、なかでもやはり卒園児の母で、ご自宅で私設文庫をなさっている人のお話に圧倒された。十分、講演会ができる!と思ったくらい。
その方が手にもって話されていた本。
長女も勉強(受験や試験)としての文章を読むことはしていた(いる?)けれど、自分で読書体験を積んでいるわけでもなく(はりぽたばっかり読んでいた)、長男にいたっては...もうほんと残念...いや、残念って...わたしが小さいときからこまめに機会を作ってこなかったことを猛省しているんだけども。
ほんとうの意味での良書というのをていねいに与え続けて、それこそ3~4年くらい経過してやっと自ら手にとれる...それこそ、背表紙だけを見てぱっとわかるくらいになるそうだけど、完全にそういう時期を逸してしまった。
わたし自身も小さいころからの読書体験といえば、ほんとうにオソマツ極まりないけれど、それでも途中から自分で選んでいくようになって量は少ないけれど、それなりに楽しんでいるつもりだけれど...それすらないわけで。自分が小さいころにもゲームやネットがあったらどうなっていたのかわからないけど...今のコドモはほんとうにしあわせなんだろうかと、つい。
先日、ある作家さんの講演会に出かけた折にも小さいころから読書が好きで、岩波の少年少女文庫を読んで育った、とおっしゃっていたけれど、幼児期・学童期の読書体験なぁ...いきなりふつうの小説をたくさん読んでもよいかもしれないけれど、やっぱりねぇ、とイマゴロ思った。
なにか大事なものを損なって、もっと大事なものを育みそこねた、という思い。
子育てに関しては、母親ひとりがどうこう仕向けても限界があるし、すべてよいとこどりできるわけもないし、すべての機会を与えるわけにもいかないとは思っていたけれど、想像以上に「ああああーーーー」と心から後悔した。後悔した、といっているだけでもしょうがないんだけど、頭抱えて叫びそうなほど...どうしたものか。