6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

台風で静かに…。

台風が近づき…ということでの3連休の2日め、3日め。昨日は、部活の試合応援が中止になった長女のために、雨の止んだ間に買い物…ウールのカーディガンと、Pコートを予約してきました。校則が緩く…最低限のきまり以外は自主的に判断すべし、と委ねられている…学校指定ではないので、こういう自由はあります。とはいえ、部活の先輩の目もあるし、無難な色を選びましたが…春と違って。

今日こそ外出は控える日、ということで、先日買ったミシンで長男のてさげを作りました。結構前から作ってほしい、と言われていたんだけど…しかも凝ったものでないのですぐにできるのだけど、先延ばしにしておりました。昨日は長女にも、昔でいうところのきんちゃくを体操着入れに作り…ショップバッグをかけて行っていたのを、作ったら持つというので作りました。
ふたりともそれぞれもう市販のものが、というかと思いきや、意外と喜んでくれてうれしかった。もっと早く作ってあげればよかったなぁ…。

なんとなく、手から離れた感の長女と、もう少し手から離すべき長男、と感じる時期になってきて、わたしなりに覚悟というか、気持ちの区切りも要ることを考えていたけれど、これまた行ったり来たり、ビシッと線をひくというのも違うし、へんに決めつけないようにしよう…と、ミシンのカタカタ音を聴きながら思っていました。

以前は思わなかったけれど、最近、ふと、将来、子どもたちがそれぞれ思い出したりするのはどんなことなんだろうな、と思うときがありました。わたし自身も小さいときのことを「なつかしい」と思い出すことが多くなったためかもしれないけれど…。そう思うと、もう自分が子どもたちに何をしてあげられるかって、すごく限られてきて、間接的にどういう存在でいられるか…でもそうなると、もうわたしの素(す)の人となりとして誠実に接することでしかなくて、それすらどう受け取るかは子どもたちに委ねられているんだよな…と。

ほんと、これまでも十分早かったけれど、今後はもっと…だよな。そんなことをのんびり過ごしながら考えていました。明日からまた平日…。