6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

日々是総決算、みたいな。

そろそろ(奉仕ではなく報酬がある)はたらく方向で、と思ったこと、そしてそれから長女が受験することを決めたことで「はたらく」ことと同時に生活を見直すことになりまして...今まで家計簿こそつけていたけれど、使途はお粗末なもので、散財ばかりしてきたし、とにかく家事ひとつだって、ちゃんとやっていない。時間もお金もずいぶんと浪費してしまいました。わたしも覚悟しなければ!という感じで、そういう奉仕的なことには今年度限り(いや、もとより来年度はPTAとかやらないでいいんだけどね)、趣味の会も退会のつもりでいたり、ちょっとずつ仕事も始めて...そして、次は人間関係が変わっていくことを感じています。


なんというか、入塾がらみで、説明会に出たりテストを受けたり、そしていざ申し込みの時期となって、ちょっと空気が変わってきたのをびしびし感じました。冷やかしで出かけていた説明会でさえ、本気の人たちはぴりぴりしていたし、顔見知りはいても、みんなひとりひとりでいて...友達同士のふたりで、なんていうのはいないものね。それを思えば、今までが十分「のんき」だったんだとも思いますが...!!


習い事も区切りのいいところでやめることになり、そこでのつながりもなくなるわけです...つい、この前まではすごくさみしくて仕方なかったけれど、ビミョウに塾がらみの人たちと重なっていることもあって、距離感が難しく...。実際、同じ小学校の同じ学年の人も多く...というか、その習い事に入ったのも、小学校のお友達繋がりだったので、小学校のつきあいの輪が、その習い事のメンバーにだいぶ重なっていたりしたんだけどね。なんか落ち着かない感じがこのところあったわけですが、それも収束していくかなぁ...。


その習い事の前日、幼稚園に久しぶりにでかけて、そこでのお役がらみで振り返る話を聞いた折、たまたま「久しぶりに集まる」件で、自分といっしょだったお役の人たちと連絡を取り合っていたり、重なるときに重なるもので。昨年度までの繋がりも意識することになった日でした。


つながる人とはつながっていくんだろうし、そうでない人とはそこまでなんだろうな...それは、卒園してもこうしてつながっていく人とはつながっていくし、習い事をやめようと、やはりつながっていく人とはそうだし、そこで切れる人とは切れるわけだし...そういう「事実」が、すっと自分の中に入ってきたような感じです...。


幼稚園と小学校、わたしの中では、価値観や距離感、お役が絡んだときの意識の違い...まさに「対極」、という位置づけをしていて...いや、一概に、幼稚園がすばらしく、小学校が最悪、というのでもないし、どちらにもいいところ悪いところ(いい人?悪い人?)もあれば、居心地のよさ悪さもあるのだけれど、それでもその間で、どちらかに偏るのではなく、うまくバランスをとることが大事だなぁとその2日間で感じた次第で...自分の思いだとか価値観もしっかり持ちながら、自分なりに位置づける、そういう意識がないとなぁ、というか。


たかが...されど...ってことで、でも、自分の意識をクリアにしてみれば、おのずと見えてくるものなんだなぁと。自分がやっていること選んだことの結果が現在なんだけど、その瞬間瞬間はなんだか何かに導かれているような気がします。感情もあるから、ぱっと選んでいることも多いけれど、それすら、何かに反応する、その何かが用意されているような。いやはや、うまくいえないんだけど。