6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

感謝の「か」の字もない

7月末からいろいろな休みが重なってオットの在宅時間がとても長くなった。というか、以前に比べて、休みの日に会社に行かない、ということが増えた、ということで、まっとうなことなんですけれども。でも、結婚以来、というか、知り合って以来、こんなにいっしょにいたことはなかっただろう、という感じで、かなりとまどっている。


思えば、この数年、とりわけ、この3年近くもの間、ヨメ(わたし)は対外的なことにかまけて、家のことがなおざり。こことそこに積み上げているものが...というレベルだったのが、あっちもこっちも...という具合だし、幼稚園(の送迎とお役)が終わって、子どもたちがふたりとも小学生になれば、さぞかし...と思いきや、そのまま小学校でもやっているし...いったい、いつになったら片付くのやら、とガマンをし続けている上に、子どもたちもオカン(わたし)に似てきて、おもちゃやら本やら学校のものやらを積み上げていくわけで、それ相当なストレスになっていて。


そんな気持ちもわかるから申し訳ない気持ちもあれば、わたしだってこれでいいのだと思っているわけではないというイイワケがましい思いもあるのだけれど、それでも勝手に片付けられたり(いらないものとはいえ、かなりのものを黙って捨てられた)、口数少ないオットがたまに言う言葉がイヤミだったりすれば、本当にいやになってしまって。


かくいう今日も「子どもたちと3人で出かけてくれば?」といっても聞かず。結局、昼食が終わってから出かけた。かんたんな昼食なので、たいした手間でもないけれど、ちょっと外で済ませてくる、とかしてくれてもいいのに、と、つい不満げになってしまった。


以前、同じような気持ちを感じた折、自分の中でも「だめだめさ」加減にうんざりしつつ、これじゃぁ、冗談でも「ヨメはよくやってくれている」とは思えないよな、って感じてしまって、気持ちが寒々としてしまった。それ以来、なんだかひとりで勝手に「ずーっと責められている」ような気になっているのが事実。だから、半ば逆ギレに近い感じで、オットや子どもたちにいらだっている形で、必死に自己防衛しているような。分析しても仕方ないけどさ。


オットに対して、とても感謝しているんだけど、それは確かなんだけど、見捨てられそうという恐怖がじりじりと。とりあえず、今は子どもがいるからなんとかガマンできているけれど、子どもたちが大きくなったら?子どもたちがオカンを必要としなくなったら?なんて、そんな感じ。


でも、やる気がしないのよ。自分がやろうと思っていることの半分もできずに、だらりとしてしまう。本も読みたいし、リボンレイやらビーズやら裁縫やら、いろいろな材料も買ってきたのに手をつけられない。雑誌も何冊か買って、ぱらりと読んでそれきり。最近では本屋さんも欲しいものがなくなってしまったし。それをいうなら、洋服や雑貨も目を引くものがあっても、買わなくていいか、と思うし。


おまけに、体調が...なんというか、苦痛だとかはないんだけど、変調をきたす、って感じでさ。おかしい。


こうしていえばいうほど、いいわけしているだけにもなって、また気持ちが落ち込む。いやだな。