6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

今年度の「絵本まわり活動」w

f:id:rainy63garden:20150623160350j:image

今年度も小学校の読み聞かせが始まったそうだ。数人の方より話を聞く。昨年はこうしたああした、●●さんに引き継いだ、というのは伝えるけれど、わたしの中で線を引いたつもり。とはいえ、相変わらずの、学校側やら先生の話を聞くにつけ...というところは割とあるし、だからこそ、説得できないまでも、ごくごくわずかでも意味や意義を理解して対応できるとよいのだけれど。

...と書くと、非常にアツい人間のようで、それもまたわたし自身としては、ちと違う感があるんだけども。数名の「アツい」人より、等しく(ある意味平均的な感じで)共有した上で活動できないものかなぁとハタでは思っている。

先日も親しいボラのメンバーの方と少し話して、講習会なり交流会なりを開いて、スキルアップ、情報交換や共有、先輩の読み手の方から話を聞くことで、自分の楽しみもあれば、活動そのものが充実し、学校側とのかかわり・はたらきかけにも必要だと思うんだけど、どうもイマイチのようで残念。日程と場所の調整が大変なのか、そういう雰囲気がないせいなのかはよくわからないけれど、余計な口出しはやめておく。

代わりに、先日幼稚園に出かけた折、今年度の図書部の代表の方と連絡先を交換して、第2回読み聞かせ講習会の件を話し合っているところ。昨年の講習会を受けて、今年度は園内でのおかあさんの読み聞かせの日程を少し早めたと聞いてうれしい。聞けば、秋に有名な...さんをお呼びして講演会も開催するそうで、それもまた楽しみ...。

種を蒔くとすぐに、かつ、たくさんの目が出る場。小学校でも経験が長い人ほど、いろいろな感想をちょうだいしたり、話が盛り上がるのだけれど、その人たちを除いた大部分の人たちには残念ながら期待するほどにはならない。かの幼稚園と比べてしまうことがどだい...なんだけど、手ごたえがぜんぜん違う。

そういう温度差も「込み」で理解することも必要なんだけども。

たくさん読み聞かせをしたからって本好きになるとも、読解力?が身につくわけでもあるまい。今はスマホやらタブレットなどなど、ゲームをさらに強力にしたものがあるんだからますます本の影響力がなくなるのは確かだけど(実際、自分んちの子どもたちはもとより、わたし自身もそうだ)、だからこそ、の部分もあるよなぁ、と思う。

もちろんなんらかの期待がないわけではないし、よかれと思ってやっているにしても、単純に見返りを求めて読み聞かせがよいと思っているわけでもない。自己満足でも、その場限りでも「たのしい時間」として共有したい思いがある、というか。「どうせ」楽しむのなら、「どうせ」自己満足であるのなら、「よい絵本」を少ない機会に読みたいし、「よい」とはどういうことかしっかりと理解して絵本を選びたい。

...なーーんて、残念ながら、もうわたしは読み手としての場はないんだけどねぇ。「よい絵本」とは何か、というのを深めたいだけ。