6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

中学校と小学校(がらみ)、幼稚園での話

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このところの雨や寒さがすっかりなくなった今日、思えば昨日も晴れていたのだけれど、突然の雨の可能性がとても高く折りたたみの傘を持ち歩いていたので、そういう意味ではやっとの晴れ。洗濯も外に干せた。
 
昨日は、地域からのお役の最後の日。総会があって、開催の段取りも初めて借りた会場であたふたしつつも、やっぱりテキパキと動ける人が多くて、あっという間に設営も撤収もできた。他方面からのしがらみで最後の最後にドタバタすることもあったけれど、みなが同じまじめさで取り組めたことは貴重なご縁だったと思う。終わった後に同じ役同士でランチを食べて、たわいもない話もした。ほんとうにこの方たちといっしょにできたことをうれしく思うし、ほかの人たちもそういってくれていて、よい形で活動を終えられてなにより。

その前日に(つまり一昨日)中学校の委員会の正副決めがあって、ほぼ覚悟の上で「副」になった。長男のことが気がかりで、学校に出かける機会を増やしたかった、ということ。その場で引継ぎもあって一通り話を伺った限りには、想像以上に仕事は少なく、学校に出かけることも月に2回弱くらい。

委員長はある共通のところで知り合いのある方だった。必要な連絡もあってメールをしたら翌朝になって「自信がないので委員長を代わってもらえないか」とのこと。クジとはいえ、いったん公の委員会の定例会の場で承認されたことだから、とやんわりお断りする。ただ、下のお子さんが幼稚園だと聞いて、自分のほうが時間に融通がきく分、代われるものは代わるし、中学校のことはわからないけど、できるだけサポートしますよ、とは伝え、引継ぎで聞いたことについて話しながら、いついつまでにやることを確認しておいた。

一晩考えたらやっぱり自分には大役だから代わってもらいたい、というのは驚いたけど、もしほんとうにそういう経験が今までなくて、その人の雰囲気からすると、ほんとうに胃が痛くなるほど思いつめてしまったのかとも思う(たぶん、あんまり疑わないでおく)。わたしとしては、単に委員長の仕事や煩雑さよりもそれを引き受けることで悪目立ちすることのほうが困る。

今日はひさしぶりに幼稚園の集まりに出る。新年度、朝、園庭の横を通ると、塀の向こうから泣き声もしたような。まだまだ離れられない小さい子はたくさんいるだろう。聞けば、今日はやっと晴れたので、園の竹林にはえたタケノコを掘ったんだそうだ。年中の頃、タケノコをみんなで持って園舎に向かうとき、先頭になって写っている長男の写真を分けてもらったけれど、その写真を思い出した。タケノコの皮の中に梅干しはさんで「たけのこちゅうちゅう」していたなぁとか、そんなことも思い出す。

前回は数か月前に来ていたけれど、今日までの間に、長男は中学生になっていて、わたしも小学生の母ではなくなった...それだけでなんだか気持ちが変わったような気がした。一気に年齢をとったような気がした。久しぶりの幼稚園、園長先生ともお話しできて、年齢からしてもとても体調が気になるけれど、仲間ともいろいろ話をして、ゆっくり出てきたはずなのに、みなと別れて時計を見たら「まだこんな時間?!」というような印象。きっと小さい人たちの時間の流れの中で過ごせていたんだなぁと思ったんだけれど、それもまた不思議。

若々しいおばあちゃんではなく...という言い方も失礼だけども、(孫がいるからではなく)姿としておばあちゃん、って感じの人が送迎をしているのを見かけた。孫を通わせられたらさぞかし!なんて冗談で思っていたことだったけど、実現にはかなりの諸条件が整わないと無理だとはいえ、あり得ない話じゃないんだなぁとも。