新学年2週めスタート
僕が言いたいのは、子供たちは先生のことをよく見ているし、その言動を自分たちなりに切り取って覚えていくであろうということです。教育というのは、あなたが子供たちに与えるだけではなく、あなたがあなた自身に与えるものでもあります。責任は大きいですよ。僕が小説を書くのと同じように、あなたもあなた自身を作っていかなくてはならない。どこから切り取られてもいいような先生になってください。
今日、読んでいて、ほんとうにそうだと思ったところ。教えたいと思って伝えたことよりも普段の言動から学んだり影響を受けることのほうがことのほか大きいはず。
ある先生が問題を起こした児童を注意するのに、机や椅子を蹴ったり、ひどい言葉づかいで追いつめたりする様子を見て、子どもたちが無意識のうちに損なわれてしまっているんだとわからないのか...よい手本となってとまでは期待できなくても、周りの子どもたちをも巻き込んで何かを壊していくようなことだけはしないでほしい、と、先日もある場でその先生を見て思ったわけだけれど。
その先生は、長女のある学年でも、長男の学年でもやったこと。その行為だけを指しているわけではないけど、校長もある程度わかっていたこと。何か指導もあったのだろうか、と。
体罰があっても愛情があれば、なんてことは思わないし、今となっては殴ることはないだろうよ、とも思うけれど、少なくとも昔は尊敬できる先生もいたのに、と。
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昨日、長男と話していたら、先週までに接した先生は面白かったり、個性豊かで、どの先生も第一印象はよかったみたいでなにより。中学校は、子どものほうもそれなりに大きくなっているわけで、その分やはり先生だからというだけでどうにもならないはず、と思いたい。
気難しい年ごろの長女のほうも、興味をひく先生たちにあたったみたいで、何人かの先生の様子を楽しそうに伝えてくれた。時間割を見せてもらったら、数学が「数Ⅰ」だった。聞けばやはり高1の内容だとか。社会も公民ではなく政治と経済で週1コマずつになっていて担当する先生も別。おまけに(?)漢文も週1コマ、そんなにやることあるのか?!と思うくらい。現代文の教科書も高1のものらしい。やはり中高一貫校は早いのね...英語はのんびりらしいけれど。