6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

進級を間近に感じるころ

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日一日と桜が咲いていく。今日は陽射しも十分、これから暖かくなって週末に向けて楽しみ。長女の部活も週明けまでなく、のんびりできた朝。代わりに長男が今日から春期講習、やっていることをもう少し考えながら話を聞いたり宿題をしてくれたらよいのだけれど、そこはなかなか...気持ちが定まってないまま通っても、殆どの部分捨てているような気がする。意識が変わらないとなかなか...そして親がどうこう言っても変わるものではないんだろう。

部活の送別会に出た長女から今年度の合格実績を聞く。あまりよくなさげ。もともと大学受験に対して不熱心(なにもしてくれない、というのが保護者の一致した意見)な学校だけれど、それぞれのご家庭がかなり熱心でお子さんもそれなりに...なんだと思うけれど(ただしウチの長女を除く)、今年はちょっと...のような気がする。これで学校側が考えを改めて、とまではならないだろうけど、少しだけ小テストが増えたりして。

先月あたりの長女の学年のお母さんたちと話をしたら、上にお子さんがいる人たちが中心になって、塾や大学受験の話ばかりしてなんだかうんざりしてしまったのだけれど、そのくらいの意識がないとなかなか本人のやる気や自主性任せでダイジョウブではないんだろうな、と思う。長女も先輩方の状況を身近に感じて、それなりに「キビシイ」と気づいてくれたらよいのだけれど、頭と行動とにはまだ隔たりがあるよう。

とはいえ、中2・3はいちばんの中だるみ、とも聞く。部活や学校生活でそれどころではない、というところも確かに大きいだろう。でもなぁ、この時期に見聞きしたり覚えたことはずっと忘れないわけだし、大学受験に直結していない学校の勉強だからこそ、教養となるんじゃないの?と思うんだけどなぁ。学年で何番とってこいとか、テストで満点とりなさい、じゃなくって、教えてもらっていることの、8割くらいは理解したり覚えていてほしいし、何かしらのことは、勉強や受験に関係なく興味につなげてほしいし、せっかく大きな図書館があるのに本も読まないなんて(しくしく)。
 
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数日前、長男と同じ中学に上のお子さんがいる人たちと話をしたんだけれど、なんだか聞けば聞くほど、気が重い。仕方ないんだけども。比べてはいけないんだけど、学校や先生を信頼して子どもを預ける、という手前のところであれこれ心配することがあったり、部活や勉強をその子どもなりにがんばっている子どもはともかく、そうでないふらふらしている子どもの、その所在なさやら、その子どもが起こす問題やらについても耳にしてちょっと考えこんでしまった(考えたからってどうなるものでもないけれど)。

長女の学校だと、ひたすら「大学受験につながる学力を(わが子に)つけるには」というところだけ保護者は考えていて、残りはお金をだしておけばオーケー....といってしまうとあまりに極端すぎるけど、なんだか学校教育も「お金次第」なんだよなぁ、と、つい思ってしまった。

世の中、そんなに恵まれた場所ばかりじゃないよ、というか、むしろそうでない場所ばかりなんだからさ、というのもよくわかっているし、保護者としてもそう思っていないとな。

自分んちの子どもがどうこう、というよりかは、ちょっとひいて感じたこと。そろそろひいてばかりもいられないんだけども。