6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

いろいろと「最後」となることが続く

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先週、長男は卒業式を迎え、なんだか保護者の自分も「いよいよ最後」というようなことが続いた。本来、保護者の自分までも「いよいよ!」となってしまうことは避けたいことだけれど、どうしても「自分もいっしょに卒業」のようになってしまった。卒業式を終えても、まだ引継ぎのことが残っていて、資料のファイルやデータを纏めて、やっとほんとうの意味で終わったような気になった(まだ渡していないけれど)。

引継ぎといっても、あくまで何も残さず去ってしまうのは無責任、と自分で思う範囲で伝えるものを残してみた。そこになんら強制力はないし、参照資料としてならよいのだけれど。引き継ぐ人それぞれの考えや感覚もあるとはいえ、その加減を考えてみるものの、あまりくどくなくて、それでいて欠けていないように、と心がけた。
 
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かねてより「落ち着いたら」と思っていた、刺繍のレッスンに出かけた。とあるご縁で知り合いになった方が自宅でレッスンをなさっていることを知り、始めてみたいと思って1年以上過ぎていて...の、やっと。これまで子どもの名前やアップリケ、布巾に簡単なモチーフを刺繍してみたことはあったけれど、あくまで自己流。ほんとうはどう扱うのかを知らず、今日は最初から教えていただいた。勢いで作りたいところをあえてゆっくりていねいにつくることにする。

やっと気持ちとしてほっとすることができたような。ちょっとぼんやりしたい。

といいつつ、給食の白衣の修繕ボランティアに出かけて、また小学校に足を運んだ。ちょうど別のお役の資料を届けるということもあったのだけれど、なんだか不思議な気がした。家庭科室に向かう途中、6年生の教室を通ったのだけれど、飾りやロッカーの名前シールをはがしているところで、なんともいえない雰囲気の教室だった。

意外と6年母も集まっていて、ほかの学年のテーブルを見ても図書ボラでいっしょの人たちを多く見かけた。毎年欠かさず、ではなかったけれど、参加できる範囲で出かけていたボラも「これで最後」なわけだ。まぁ、これでほんとうに「最後」。

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夕方、長男がまる9年間通っていた教室の最後の日だった。長女も3年の終わりまで通っていたし、なにより先生がほんとうに愛情あふれる優しい方で、いつでもよいところを見つけてほめながら励ましていただいたし、日程やその他の事情などもできるだけ丁寧に対応してくださったし、ほんとうによくしていただいた。家の近所ではあるのだけれど、もうなかなかお会いすることもないだろうし、ほんとうにさみしくなってしまった。やっぱりもう一度通わせようかしら、と思うくらい。

こうしてひとつひとつ区切りがついていくんだなぁ。致し方ないのだけれど、ことのほか、さみしい3月...。でも、気持ちにも、そろそろほんとうに区切りをつけて...!