安西水丸さんのはなし

今朝は４時半に目が覚めてしばらくスマホを見る。で、二度寝。いくつか夢を見つつ、目が覚めたら9時。慌ててテレビをつけてコーヒーを淹れる。録画予約していたんだけれど、オンタイムで見たくって。
いい絵って何だろう ～イラストレーター・安西水丸～｜ＮＨＫ 日曜美術館

何枚か出てきた風景の、ずっと遠くに見える海の線がとてもなつかしかった。長女を妊娠していたころ、月１回カルチャースクールに通っていた。かつてムラカミハルキさんのエッセイに「水丸さんは（横浜の講座で）ぼくの悪口を言っているらしい」みたいなことが書いてあって、あわよくば講座のときに話が聞けるんじゃないかと思って、という動機だったのだけれども。

授業の前に、自分のイラストを提出して、みなの前で講評をいただく、というスタイルで、わたしもシロウトの図々しさでこっそり提出して、なんといわれるかドキドキしたんだけれど、絵そのものはありふれているけれど、（色鉛筆の）色の塗り方がいいと言われたことと、裏に書いていた「字」がいいと言われたんだった。うれしかった。

自分の線を見つけるまでが大変なんだ、という話をされていて、すーーっと振り向きながら背後の黒板に白のチョークで引いた線は、どう見ても「安西水丸」の線だった。

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秋からの半年講座で、ちょうど12月には忘年会もあって、大きなおなかで参加した（もちろん飲酒はしませんけども）。もうひとり別の、プロのイラストレーターの方や、その講座の常連？という生徒さんたちに囲まれていたので、ちょっと離れた席にいたけれど、そこから話に耳を傾けていたことを思い出す。

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先日、出かけた文具屋でマスキングテープが売っていて、あわてて購入。手持ちのがあるから最近はあまり買わないようにしていたんだけれど、それぞれ2本ずつ。大事に使おう...といいつつ、早速、手帳のページに貼ってみた。 

今度、お店で見つけたらもう１セット買っておこうかしら。

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ほんと、ああ...と思った。さみしくなった。でも、本を見る。そこに絵はあるんだもんね。