6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

誕生日と、そのあと

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前日までの緊張感から解放されて、少し気の抜けた誕生日。仕事の打ち合わせもスケジュール確認が主で、早めに終わった。
 
部活帰りの長女とタイミングが合ったので、駅のそばのコンビニで待ち合わせしたら、手にケーキの箱が…家族4つ分、自分と弟の分はプリンで節約していた…最近、たまにこういうことがあって、じんわりうれしい。気持ちを外に表すのがちょっと苦手なのかと気になっていたから、と、つい、うれしさの中に長女の気持ちのみならず、そのことも感じている。

夜は、たまたま時間が合ったオットを会社帰りに拾って塾帰りの長男とともに4人で焼肉に出かけた。向こうのほうに子どもと母親のグループの団体がいてかなり騒がしかったことをのぞけば、楽しい席だった。もう少し静かなときに出かけたい。

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実の母親からずいぶんと久しぶりにメールが来て、形ばかりの返礼として...と返信になってメールアドレスを見てすっかり気持ちが萎えた。わたしの名前と誕生日を重ねたメールアドレス、もう気持ち悪くてしょうがない。生後1ヶ月余りで手放して、その後も1年もいっしょに住んだこともなく、7歳くらいから20年以上あったこともなかったその人を、責めるつもりはないくらい大人になっていた自分だったけれど、数回あってちょっと長い時間いっしょにいたら、かなり無神経なことを言い放って(世間的にはそう思うのはわかっても、あなたにだけは言われたくない)、それからはもうかなり気持ちがひいてしまっている。そんなときにケータイを変えたので、ともらったメールのアドレスがそんなふうに変わっていて、げんなりした。

ずっと恨んでいない代わりに感情的な気持ちもない、と思っていたんだけれど、今は嫌悪感しかない。もう気分が悪い、ただそれだけ。わたしも大人になって、子どもを持てば、わかる気持ちもあるんだろう...と思ったけど、そうなったからこそ、わかることもある。決して自分をかわいそうだったと思うわけではないけれど、それでもやはり...というか。

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誕生日は母親に感謝する日でもあるんだろうけど、そういうことだ。こればかりは仕方ない。これはわたしの偽らざる気持ちだ。

「生まれてこなければよかった」とは思わないけれど、「生んでくれてありがとう」とは思えない。

そういう日になってしまった。