6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

いろいろと考えたり思ったり想像したり。

f:id:rainy63garden:20150125093901j:plain
今日から長女は学校へ。朝、長男の同級生のお母さんからメールが届いていることに気づく。中学受験の結果の報告だった。1校合格、1校不合格、2校結果待ち、というとのこと。合格した学校は、とっても偏差値が高いもののそれだけでなく校風もよい印象で、もう1校も難関校とはいえ、合格したほうの学校のほうが断然...と思っていたら、まだまだ親子の間では思いがそれぞれにあって、ということを続きのメールで知り、ちょっと考え込んでしまった。もちろん偏差値や進学実績ばかりではないとはわかっていても、というか、それに加えてその合格した学校の印象が(わたしには)とてもよいのでことさら意外に感じたのかもしれない。客観的には贅沢な悩みではあるんだろうけど、でも、当事者にとってみれば...というところはわからないでもない。

長女の同級生の妹さんも(同じ学校に)合格したとのこと...そのご家庭は「祖母・母・同級生・妹」がみな同じ学校である(母と娘、叔母と娘という組み合わせは聞いたけれど、祖母というのは初耳)。よかったよかった、と思う一方で、いろいろなケースがあるとは思う。今日あたりから学校に出る子も増えてくるんだろう。長男はさほど興味はないんだろうけど、たぶん騒がしい男子もいるだろうから、いっしょになって騒いだりやたらと訊いたりしないように、と注意しておく。

@ @ @
 
今日は朝から仕事をがんばる。ひさびさ編集作業が続いて頭がしびれた。ひとりで考え込んでいてもいろいろと思うだけなので文字通り作業に没頭する。感情を押し出す、というか、なんでもないこととして流すことにした。ある点に対してはあれこれ考えても仕方ないことだし、訴えることでもないし。それはそれ、これはこれ。
 
@ @ @


子どものやる気を引き出すには - 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト

これに対する村上春樹さんの答えは、
子供への親の期待が大きいと、子供には負担になります。むしろ親が自分自身に期待するようになれば、子供もまねをして自分自身に期待するようになるのではないでしょうか?親がまず自分を磨かなくては、と僕は思います。単なる私見に過ぎませんが。 
ずっと小さいころはハウツーとしての育児書ばかりを読んでいて、いろいろと(特に長女に)やってみたりもしたけれど、そのうちに単なる目の前の事案解決策でとどまらないところを考えるようになると、たちゆかなくなった、というところで、はっと自分の問題なんだなぁと気づいた。そこからは子どもをどうこうしようというよりかは、自分の中に抱えているさまざまなことをどうにかしないと、となった次第(で、現在に至る)。だから上記回答の通り(かもしれないし、ほんとうはちょっと違うのかもしれない)。
 
最近は、女性の生き方全般が気になっていて、もうあまりに多様化しすぎていて理解するだけも大変。自分の生き方に対してはラッキーだったことも大きいし、今の状況については「自ら望んだ」ことでもあるので、たとえほかの人がなんといおうと(たまにくじけることがあろうと)「これでよし」なんだけど、長女の将来のことを思うと(つい思う)、なんせ自分の経験なんてまったくもう子育てや子どもへ提示できるようななにかも導くことができない、という感じで。とりあえず、長女の子ども(つまり孫!)を預かるだけの体力と余裕を持ち合わせる老後を、と思っているんだけど...どうなんだろうかな。いちばんの夢は、孫を子どもたちの幼稚園に通わせる(送迎する)ということだけど、これはほんとうに「夢」。ちょっとゆがんだ形で自分に期待する。
 
学校のことをあれこれ考えているうちが...なのかも。もうあっという間にそんな時期が過ぎてしまうんだろうな、という気さえする。朝は(友だちの、だけど)中学受験のことを思っていたにもかかわらず、だ。