6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

十分すぎるほど、これまでのことが報われた

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今日は午前中、幼稚園の集まりの定例会に出かけた。ちょっと急ぎ気味で園に向かう階段を上っていたところ「先日はありがとうございました」と声をかけられた。講習会に出席してくださった方だった。おかあさんたちが集まっている場所でも「とても興味があってぜひ出席したかったんです!」と言われた。そして、いっしょに開催した図書部の方にも...。副園長先生にもお礼を言われ、「とてもよかった会だったと聞いています。また続きの話が聞きたいとも言われましたよ。」とのことで、ほんとうにうれしかった!!

お礼を言っていただくのはひとえに講師をしてくださった図書ボラの仲間の、その講師としての器の大きさや人柄に対してなされることと重々承知しているけれど、それでもやはり(それだからこそ)ほんとうにうれしい。

そしてある人とは、上のお子さんの小学校で図書ボラを立ち上げるとお聞きして話ができた。ぜひ組織化していただけたらと思う。わたしの話が参考になれば、いや、やってみようと思う気持ちに、ごくごくわずかでも後押しになれば...。

ほんとうにみなさんに感謝している。

小学校の読み聞かせ、なんだかこのままでよいのかと思い始めて、ある意味、でしゃばってやってきたこと...わたしなりには周りの人たちの意見をまめに聞いて、できる限りのことをやってきたつもり(もちろん抜けていたり至らない点は多々ある)だし、「ひとときも忘れずに」というわけにもいかなかったけれど、自分なりに誠意をこめてやってきたつもりだ。でも、その結果は...だったようにも思う。無力感というか、いろいろ考えてがんばってきたのに、と思うところもたくさんあって...自分の力不足も痛感したし、嫌な言い方をすれば、ここまででもだめでもっとしないと学校側には...と無力感にへこんだことも何度もあったし、今でもある。

たとえ自己満足でもかまわないと思っているし、少なくとも何人かの人たちとはいろいろ話せて、充実した部分もあった、と思える。それでいいやとも思っていたし(いやまだ終わってないか)認めてほしいというのともぜんぜん違ったのだけれど、なんというか、幼稚園で、熱心な聴き手の様子を見て、これまでの経験とご縁があればこそ、だと思って、完全に報われた、と感じた。大満足だからもう何も要らないなぁ、とほんとうに思う。十分すぎる。

今回、園での開催を企画する中で、どこを大切に思いながら話を進めていくか、そこもいきなり気づかされたところもあって、ポイントを変えて意識するようにしたことで、また思いもかけないところでご縁がつながり、新しい出会いにも恵まれた。しかも幼稚園だけのつながりではなくて、ごく近いところでごいっしょだったり、同じ小学校で活動している方だったり。今まではつながらなかったご縁が一気につながったのも何かの...と思う。

こんなことってなかなか体験できないこと。だけど、共有できる人たちも園にはいて、それもまたほんとうに大切なことなんだよなぁ、とも。