6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

まつりのあとの静けさに

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10月末からのイベント目白押し!おまつりのような行事ラッシュが過ぎて、やっとこさ、わたしの気持ちも興奮状態から落ち着いてきたような気がする。たくさんの協力やタイミングに恵まれたことに心から感謝。今月になって3日め、月曜の売れっ子スケジュールから一転、残りの平日は平穏な...といっても、長女は試験期間中、長男は個人面談週のため、いつもよりかなり早く帰宅するため、それまでにやっておくこともいくつか。そしてなにより仕事がわんさかあるので(ありがたいことですが)作業しないといけないんだけど、おんぼろエンジンがかかるまで割と時間が必要だった。なんとか調子がつかめてきた...と思いたい。

長男とふたり、ちょっとダイエットモード。成長期の長男はともかく、わたしは食事の量というよりかは、一日1食にしたい。食べることはとっても楽しみなんだけど、そこだけが楽しみ、というのはあらゆる意味においてよいことない。夕食だけ真剣に向き合うくらいだと、用意するほうでも余裕が(きっと今よりかは)できてよいにちがいない...。

以前なら予定の合間に時間が空くとどこかモールに足をのばして買い物していたのだけれど、経済的にも無駄をなくすためにこのところガマンしてきた。最初はうずうずしないこともなかったけれど、やっと落ち着いたかな。もともと欲しいものといったら本や文房具、普段着、雑貨の類で、わざわざ遠出しなくとも買えるものが殆どだし、そもそも「そんなには要らない」というのがあって。本もいくらでも欲しいといえばそうだけど、結局、積ん読で終わっているのもあれば、読み返したいと思いながら...というのもたくさんあって、もっと大事にしないといけないことにシフトしたい。

先日の松岡享子さんの講演会で、大人になる前(~16歳)に読める本の冊数はせいぜい500~600冊とフランスの児童文学者?が言っていて、月平均で3.3冊といっても気にいった本を繰り返し読むとなったらもう少し少ないはず、という話をなさっていた。時間が有り余っている大人ならともかく(日に1冊くらいのペースで読める人もいるだろうから)、自分もあと15年くらいの間にいったい何冊(それも大事に)読めるんだろうと思ったら...数ではないけれど、数ではないだけに大事に読みたい、と思った次第。単純に、目が疲れるだとか、読書するとすぐに寝ちゃうだとかもありそうだし。

子どものときに読んでおきたかった本、というのも最近気になっていて。絵本もそうだし、いわゆる児童文学も。子どもの感性なんて消失しきっていて(もともとなかったかもしれない)、損なわれてしまった(または身に備わってこなかった)自分がどこまで楽しめるか、ちょっと自信なくおどおどとしているところもあるんだけども。

すべきことが、ではなく、やりたいことがあるのはほんとうにしあわせなこと。自分はすべきことを要領よく取捨選択してきてしまって、ほんとうは何がしたかったかわからなかったんだけど、やっと少しずつ「自分が」と感じられるようになった。そうなると、子どもに対しても周囲に対しても見方が変わった気がする。自分を大事にできないと、他者をほんとうの意味で大事にすることなんてできないのかも。