6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

たぶんあと3回くらいでおしまいの...

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ちょっとだけひさびさのような気がする朝練、長女はいつもより1時間早く家を出た。長男も朝練、こちらも30分以上早く、なんだか不思議な朝。わたしは今日、3年の読み聞かせ。お子さんが発熱した方の代理。たまたま手元にあったこちらを読んだ。 

ぶたのたね

ぶたのたね

 

 いっしょに入った人と連絡をとっていたものの、ふたりとも「おもしろキャラ」っぽい話になっちゃった(やや反省)。先に読んでもらっていたこちらの本のおかげで場が和んでいて、楽しく読めた。わにさんとはいしゃさんがそれぞれ同じことを言う(思う)んだけど、状況の違いで...というのは、うまい。 

わにさんどきっ はいしゃさんどきっ (五味太郎の絵本)

わにさんどきっ はいしゃさんどきっ (五味太郎の絵本)

 

 ほかの何かがあったため、先生は不在。日直の人(子ども)がお礼のあと、いつものとおりに感想を聞こうとしていたので、丁寧にご辞退申し上げた。わざわざ挙手させて感想を聞いてくださる先生が少なからずいるんだけど、国語の授業ならともかく、保護者による読み聞かせのときにはいらない、とわたしは思う。別段、主人公の気持ちに沿ってとか展開に沿った読解に対して「正解!」みたいなことを言わせたくないし(ほかの子の感想や意見を上書きしちゃいそうだし)、なによりつまらない...というのもあるし、だいたいふたりで入っている現在の状況だと、ぱっと感想が言いやすい本が人気、というような空気になるのも違うなぁと思うので。

読んだ本をもう一度図書室(図書館、本屋)で手に取ってもらって、というのが第一義としてはあるけれど、そうでなくても、たまたまのご縁でこの時間をいっしょにすごしたことでうれしい。もしかしたら後から思い出すこともあるかもしれないし、絵の印象だけ残っている場合もあるかも。知っている話も、この友だちの中でこの読み手から聴くことで、ちょっと違うなにかを感じてくれたらありがたいなぁと思うくらいで。

なんかそもそも感想言わせるのって、読み手である保護者へのサービスですよー、みたいなのもちょっと嫌だなぁと思ったりして(<考えすぎ)。

あと何回読めるんだろうかなぁ、1回1回を大事にしたい、と素直に心から思っている。だからこそ、の。

おはなし会の準備や連絡も進める。ちいさなチラシも作った。みなさんからポスターや飾りも預かった。どれもかわいい。お子さんといっしょに作った方もいたし、いつも図書室内の飾りで才能を発揮している人がいて、その人もかわいいポスターを作ってくれていてうれしかった。温かな雰囲気となるだろう。たのしみ。せっかくなので見に来てくれる子どもがたくさんいるとよいなぁと願うばかり。

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読み聞かせに向かう朝の道、昨夜の雨でたくさんの落ち葉が道のあちこちにたまっていた。すっかり冷えこんで、「秋」というよりかは初冬のような感じだったけれど、落ち葉の印象が強かった。