6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

またさらにつながりを感じつつ、学校のことをいろいろ考えた日

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10月にはいって最後の「夏の日」。気温はそこまで高くないけれど日ざしは強かった。昨夜は0時前に寝たものの、1時過ぎ、3時過ぎと目が覚めて5時前に起床。昼間、外を歩いたにもかかわらず、あまり眠れなかったのか、深い眠りのせいなのか(実際、寝返りをしないまま寝ていたようで首が痛い)。台風の進度も気がかり。

午前中はお役がらみで参加させていただいた通学路の視察とその後の話し合い。保護者と地域の人たちに対してはたらきかけをすることのむずかしさを考えさせられた。生活がからんできて個々の事情もあって、そこから先にまた考え方があって...具体的な事案とともに何かもっと大きなことについても勉強になった。

たまたま読み聞かせでごいっしょの方もいらっしゃって、やはりつながりがありがたかった。その人の発言がとても大事なことをおっしゃっていた。どうするかを考えるときにいちばん大事にすること、物事の目的や本質について意識すること、それが必要だってこれまでの経験で何度も感じたことだけれど、その視点に通じることだった。

その後、また別の共通する人と読み聞かせ講習会の打ち合わせをしたり、先生とお話したり。職員室そばの廊下で話していたんだけど、実はそのとき保健室で長男が頭痛で休んでいます、と連絡をもらっていた。「午前中はきっと学校にいるよ」と長男に伝えていたけれど、なんの集まりかを伝えてなった。着信に気づいたのは校門を出てすぐ。また引き返して、長男の顔を見て帰る(なんとかましになったからあと1時間学校にいる、とな。自力で帰宅した)。

ちょうど近所の保育園?の小さい子どもたちが小学校の校庭を借りて、いろとりどりの上着を着て、踊り?演技をしていた。一箇所からぱーっと走って並んで、というときにその保育者の先生が「何やっているの!!早くしなさいっ!」ときつく言っていてすごく悲しくなってしまった。まだ小さい人にヒステリックに命令する感じがとてもいやだった。形になっていないと、保護者に示しがつかない、というんだろうけど。

子どもたちの幼稚園はそういうところではなくてほんとうによかった。のびのびという名前の放任ではなく、見守った上での、それぞれを大事にしてくれる幼稚園。もちろん運動会で踊りをしたり体操をしたりしていたけれど、少なくとも小さいうちはただ先生を真ん中にわーっと丸くなってみんなで行っていた。ましてや、怒りながら「早くしなさいっ!」みたいなことはなかった。

小学校でいろいろ驚くこともショックなこともあったけれど、やっとこさ「いい面」も感じられるようになってきた。数年前に比べたら随分とよくなったのだと思う。まだまだ「えー?」と思うことはないわけではないけれど、そういう価値観の違いも子どもと話せるようになったことも大きいかも。そして信頼できたり尊敬できる人と知り合えたことも大きい。

そんなことを深く感じたり考えさせられた日だった。