6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

感謝しつつ、失望やら落胆もときには。

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そろそろテスト前の長女。いざとなればと思っていたようだけど、なかなかそうもいかないってことがやっと実感したようで。とはいえ、周りのみなさんも同じかそれ以上に思っていることでしょうから...いや、他人との比較で勉強するものではないんだけども。思ったほど伸びないという焦りにつながらないように、という親心です、はい。
 
一昨日は古典文法、昨夜は因数分解を訊かれてちょっとまごついてしまった。応用、とまではいかないのかもしれないけど、古典文法にせよ因数分解にせよ高1くらいでやったことなわけで、そこはやっぱり進み方は早い。英語や古典でも実は「辞書・辞典」をまだ買っていない。将来的には電子辞書を買うにしても、今のところは(英語は)教科書の巻末に出ているそうなのでそれで事足りるらしい。ただ古語文法は...と思って「わたしの」古語辞典をとりあえず渡しておいた。箱はちょっと汚くなっていたけど中は意外とキレイでした。簡単に見つかったのも意外だったけれど、まぁ、古語ならこの30年(!)で大きく変わったりはしないだろうからしばらくは使えるだろう。

英語や数学をもう一度勉強したいなぁと思っていて、数学に関しては数Ⅰくらいからやり直したい、と思って実は参考書も持っているんだけど、相変わらず忙しいといって逃げている。英語もしかり。「目的」がないとつい後回しになってしまうのは確かだけど、こうして突然訊かれたときにすっかりちんぷんかんぷんだとねぇ...時間を見つけて、と言いたいところだけど、さて(せめぎあい)。

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長男と話をしていて、大きくなるっていうことはがんばっていても少しずつあきらめていくことだなぁと(こっそり心の中で)思い出していた。自分はたいした人間ではないとは思っていても、大きくなっていく中で&年齢を重ねていく中で、いろいろな可能性がなくなっていくことを認めていく、ってことになる、その感覚を思い出した、というか。

大人になって楽になったこともたくさんあるけど、あきらめたこともものすごくたくさんあるんだってことを改めて。自分にがっかりすることなんてしょっちゅうだけれど、ほんと、改めて、というのがちょっとなんともいえない気持ちがよぎる。

とはいえ、今望んでいることはかなりの部分で「自分が望むべくして引き寄せた」って感じもしているから、あまり欲張っても仕方ないんだと思う。あれもこれも、というのは違う気がするし、ほんとうに大事なことはごくごくわずかのことだって思えばすっとそういうマイナスの気持ちも消えるのだけれど。それだけに自分の中の希望や夢、目標ってものは自分に忠実にイメージしておかないとなぁとも思うのだけれど。

自分のうつわの大きさってものも(悲しいかな)今ではすっかりわきまえていて、それが年齢をとるってことでもあるんだろうな、と思う。そのうつわを大きくしていくのか、はてまた意外と大きなものを持っていたにもかかわらず、こじんまりとしてしまうのかは「生き方」なのかしらん、とも思うけども、どうなんだろう。