6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

思い出と現実のあいだ

f:id:rainy63garden:20140318220410j:plain
昨日は午後イチまで仕事。打ち合わせでしたが、ちょっとドタバタ気味、わたしも持参すべきUSBメモリーと手帳を忘れてしまいました…とほほ。
 
なにがどう、というのではないけれど、なんだかザワザワする日でした。このザワザワは、自分には関係ないとわかっているにもかかわらず、周りの人たちが落ち着かないがために、そのザワザワを「拾って」しまうような、そんな胸さわぎ。
 
自分のことでないのに不安。自分のことではないだけにどうしようもないともいえる。勝手にチューニングがあってしまうんだけど、そのチューニングをさわっているのは自分なのに、というのもある。
 
あることをきっかけに昔のことを割と鮮明に思い出した。あれ、さっきのはなんだっけ?と思ったら、懐かしい歌を聴いたせいでした。それもラジオ。たまたま運転中に。そうでなかった自分ってどんなだったんだろうか、みたいな。
 
ザワザワも、昔の感覚に引き戻されるのも、すべて自分なのではありますが、いささかガードが甘いのかもしれないな、と。オープン過ぎる。たぶん周囲の人にはそう思われていなくて、むしろ壁が厚くて高いと思われている気もしますが。その壁を越えたら、なんにもない空っぽである恐怖も。
 
いっぱい抱えているつもりだったけど、その抱えている袋には大きな穴が空いていて、そこからばらばらとこぼれ落ちているのに、気づかずのそのそ歩いているような。
 
焼き野原を過ぎて、結局、なにもない。
 
@  @  @
 
今日は小学校の卒業式。昨年は長女、来年は長男が、なのですが、なんとも不思議な季節。
 
この数日の気温の高さで、ベランダのムスカリ、花を伸ばしてきたり、チューリップの葉もいきなり大きくなった。なんだか慌ててそうなった感じ。おもしろい。
 
オットは今日は上長の送別会。定年後数年残っていたけれどとうとう退職、とのこと。わたしもお世話になったのではありますが…。さらにもうおひとり、こちらは異動というか、出向となり、少なからずショックというか、驚き。オットの周りはかなり士気が下がっているそうな…。
 
はなまるやいいともが終わるので、番組もそんな感じ、亡くなった人の特集も見てしまって、なんだか「終わり」ということだけが強く印象づけられていて。なんだか4月にはなにも始まらないような、そんな気持ちになってしまう。
 
この春はなんとなくさみしい気持ちになりそう…。