6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

読み聞かせ最終日、とってもよい日

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今日で自分の担当する学年の、今年度の読み聞かせが最終日だった。たぶん大きな問題もなく終えることができたかな...と。毎回の準備や連絡...メンバー間のみならず、担任の先生とのまめなやりとりなどの運営面や、なにより、個々のメンバーの人たちが自分の担当のためにていねいに本を選んで練習して臨む、ということに支えられての、だなぁとつくづく思う。
 
さきほど今日いっしょに入った人からメールをいただく。連絡帳にクラスの子どもたちが読み聞かせを楽しみにしていること、この1年のねぎらいの言葉が担任の先生から書かれていた、とのこと。ほんとうに今日も楽しいところは笑いながら、真剣に聴くときはじっと聞く姿を見てとてもうれしかった。子どもたちの反応はもとより、そういう場を作ってもらっていて、今年は本当に気持ちよくその場に臨むことができたことに深謝。

ばらばらに教室に入って始めるのではなく、いつも昇降口に集合しているのだけれど、毎回必ず学年主任の担任の先生がわざわざ教室から階段を下りて迎えに来てくださった。これまで5年間やってきたけど、こんなことは初めて。毎回のふりかえりの記録にもていねいな返信をいただいて...学年全体で読書への取り組みに熱心で、担任の先生が教室の学級文庫に私物の本を並べていたり...ある先生はご自身のお子さんの本だったり、別の先生はご自身の小さいころ読んでいた本もいっしょに...と聞いて、ほんとうに「先生の顔ぶれに恵まれること」がとても貴重なんだと実感した。

読み聞かせのメンバーたちからもそれぞれ「今年一年ありがとうございました」「また来年度も続けたい」と言ってくださり、気持ちよく終えることができた。その中には、来年度はお父さんも読みたい!とおっしゃってくださっているそうで、仕事の都合がついたら入ってくださるそう(できないときはお母さんが代わりに入る)。初めての試み、だけど、3人お子さんがいて、本関連のお仕事をされているとか...大歓迎!読んでいるところを見学させてもらいたいほど。

小学校では、保護者の読み聞かせボランティアとは別の、読み聞かせや素語りをしてくださる集まりが活動なさっていて、なかなかお話しすることがないままでしたが、たまたまその中の方にお会いすることができて、来年度、情報共有やおはなし会の見学についてぜひ、といっていただき、これまた大きな前進。

こうして輪が広がることがなにより...子どもたちの読書経験のため、というのはもちろんですが、保護者同士、保護者と学校やほかの集まりとつながれることで、さまざまな思いを合わせていく、ということも大事なひとつ、だと思う。そして、責任感はあっても、どこか楽しい思いができるものであってほしい、と思っていて、子どもが中心にいるのは確かだけれど、自分のためにもなってほしいなぁと(不遜ながら)思う。

活動内容は回数や頻度、学年の広がりを思うと、かなり小規模で残念なところも多く、他校の様子が正直うらやましくもあるんだけど、それでもまずは、ということで。ほんとうにわたしもみなさんの思いや力に感謝しきり、です、はい。