6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

予定がなくなったので...。

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※かじりかけではなくて、割ったものです(一応おことわりです)。

おかげさまで長男の熱も2日ほどで下がり、酷い頭痛やその他の痛みもなく、案外軽い?!と思うような経過でヨカッタ、ヨカッタ。熱が下がってまる2日プラス大事をとって、あまり急いで登校しないでおこうかと...先週もバタバタしちゃったし。
なんとなくわたしもだるく感じて昨日は一日セーブして過ごした...休む=ゲームしちゃったんですけれど。そういう時間を持つこと自体(ぼんやりと過ごしている時間はあるものの)休むことになったなぁと自分への言い訳。

このところ、あまり話さなかった長女とも、学級閉鎖に伴う活動禁止で部活が数日なくなったことと、ふたりきりで過ごす時間があったことで、ひさびさ話をしたような。昨日はオットと長男は自宅でしたが、長女とは歯科の検診もあっていっしょに出かけて、その移動中に元の塾のそばやその通学路をひさびさに通って、本人も「あれから1年なんてあっという間だね」と感慨深げでした。

昨年の今頃は朝10時から夜10時や11時まで塾にいて、わたしもお弁当2回作って届けていたなぁと。文字通り、ラスト2週間足らずの追い込みの集中力たるや、すごかった。もっと早くから...と思うところも今でもちらっとあるけれども(今はすっかり気が抜けており、勉強は後回し)。

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今は部活と先輩・友だちがすべての長女ではありますが、周囲の1年生の中には、ちらほら休部の話を出している人がいたり(運動部)、ちょっともめている人がいたり(運動部)...。当たり前だけど、周囲の親の中には『あくまで勉強(そしてその先にある大学受験)が最優先だから、部活で余計な時間や体力を奪われるのは困る!』ということを隠さずにいる人もいて、その家のお子さんは(引退よりもはるかに早く)いついつまでにはやめることになっている(しかもその時期が徐々に早まっている)とか、定期テスト近く(といっても学校側の試験前ではない)に試合応援なんて行くなとか聞いてびっくり。その家のお子さんも周囲に素直に話しちゃっている、ということもあるものの...個々の考えをどうこう言うつもりもないけれど、家の中だけにとどめておかない、というのが驚き。

わたし自身はむしろ部活やスポーツから遠いところにいたタイプだけれど、それでも(もしくはそれだからこそ)いやなことやつらいことがあっても最後まで続けることでわかることがあるはず、と思っていて、確かに受験には不利かもしれないけど、それとは引き換えにならないくらい意味のあることだと...。病気やけがでやむを得ずならともかく、なんだかさみしい気持ちというか、そういう人が一定いるのも承知しつつも、今後、その割合が増えてほしくないなぁ。

実際、休部には顧問の先生とともに部長さんの許可も要るらしく、ある人のケースでは部長さんが休部を認めず話し合い中、という話を聞いて、引き止めきれるものではないにせよ、せめて安易に休部できるものではない、ってことくらいはその人にもわかってほしいなぁと...面倒なこととしか思えないかな。大きなお世話だし、ほんとの理由も知らないので無責任ではありますが…。

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幼稚園の終わりごろから強く感じたことだけれど、年々、親の考えが変わってきたなぁと。とにかく効率・成果が最優先で、最短距離で結果をだすことがすべて、みたいな。程度の差こそあれ、そこに「自分の子どもさえよければ」っていうのも見え隠れしていて。
確かにわが子かわいさ、ってあるけど、だからといって「人として」どう考えるか、そしてどうふるまうのかってあるのな...そういう「建前」すらなくなっちゃっていて。そこからどこか「無駄なこと・損なこと」はまったく受け入れられない、という人もいるし、いろいろな関わりごとにおいて、少しでも自分(や自分の子ども)に有利になるように自分の権利ばかりを主張する、というかね。

小学校では「そこまで言うのか?!」と驚く状況はたくさんあって、なんだか自分の価値観や行動規範がおかしいのかと思うくらい考え込むこともありましたが、長女の学校はどこかびしっとしていて、でもそこにきちんとした考えがあって...というので、またまたほっともしたのだけれど、そういう中だからこそ、一部の人たちが目立つようにも思えます。

そういう効率・成果を最優先するなら、もっと別の学校...予備校のような、大学受験を第一にしている学校に行けばよいのに、とは思うときもあるけど(それはちょっと言い過ぎかな)「自分の子どもさえよければ」の、より洗練した形で見せられているんだなぁと思います。

まぁ、余所は余所、ウチはウチ。いろいろな考えがあって、いろいろな人がいて...そこで自分がどうするか、子どもにどう話すかってことだよな、と思い直すのが常、なんですが。長女の学年を離れて、小学校も「えっ!?」と驚く回数は随分と減って、まともなところもあると思うことが増えてホッとしていますが…。