6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

最後の委員会でした。

f:id:rainy63garden:20140125115824j:plain
昨日は長女の学校でお引き受けしたPTA役員の、最後の委員会でした。これまでも幼稚園、小学校といろいろやってきましたが、今回の委員会ほど「最後」というのがさみしいと思ったことはありません(しかも子どもはまだまだ在学なのに)。立場的にいちばん下の学年だったので、気楽だった、というのもありますがそればかりではない、すてきな集まりでした(もちろん、ほかの学年のお役の方々は委員会の外での場や時間でしんどいことを引き受けてくださっていたことと重々承知の上です、はい)。

よく長女が先輩がたにものすごーーい(本人なりに最高の)敬語を使って、あこがれの敬意を表していて、そういうのが女子校なのかなぁ、と思っていたけれど、でもまんざら否定しきれない「尊敬」「敬意」を持つ、個性あふれる場で、心から参加できてよかったと思っています。

母たちが何人か集まれば、なんというか、相性もあったりして、この人とはいいけど、あの人とはちょっと...っていうのもあるし、小学校においては、特に「困った人」というのもやっぱりいるし、べったりとした交わりの場だった幼稚園においては、ひとりひとりは「善意」なんだけど、その善意だからこそ、こじれてしまったり、しこりが残ってしまったりってことがあったのですが...。
同じ学校内でも、ほかの場においては必ずしもそうではない雰囲気もあるときがあるので、やはりこの委員会の空気がよかった、と思います。

折に触れて、先生や先輩の方々の話をうかがうときに、ふと幼稚園のころを思い出すことがたくさんありました。幼稚園の中でも幼稚園側の子どもたちに対する思いや、それに賛同する母たちの思いとかに触れて、ちょっと大変な思いをしてでも...っていうのはあったけれど、中学校もすごくいろいろなことを考えられていて、先生方の思いにも触れて、入学までに持っていたイメージとまったく違う部分を知って、校風に惹かれて志望校にしたつもりだけど、それ以上の深いものを感じることもできた、というか。

幼稚園のころ、いろいろ体験したことが小学校のもろもろで見事に打ち壊されてしまったように感じたけれど、再び長女の学校でまた学ぶことができたような。まだあと5年ある長女の在学期間、これまでよりもいっそう学校のことを信頼できたし、母としてもやっていく糧を得られた気がします。ほんとうにこのご縁に感謝しつつ。