6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

あのころから遠く離れて

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昨日、仕事の打ち合わせに向かう駅の売店で、文藝春秋の広告…あの白い縦長の紙に墨の手書きのあれを見かけて、移動中の車中で注文。今日、外出先から帰宅したら届いていた。そこで買えばよいものを、と思いつつ、荷物になるのと僅かなポイントのために。われながらせこいんだけども。
 
今朝、いつもの5時のアラームが鳴り、いったん止めて次の50分に鳴る間に見た夢、最後、登場した某氏を思いきり大きな声で呼びとめている夢だった。ひさびさの再会で、向こうは変わらない姿。最後に会ってから20年は経っているものな。かなり変わった人だったけど、今日もあるところである人のことを変わった人だなぁと思って、その瞬間、その人を思い出した。たぶんぜんぜん違うんだろうけど、勝手に似ていると思いこんでしまったような。
 
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外出先の帰路、通りかかったお店のディスプレイをパチリ。クリスマス、25年前ならここでプレゼント買ってもらったよ、みたいなね。そのころはここではなくてもう少し先にお店があって、こんなディスプレイもなかったけれど。そんなことも思い出した。
 
今日は昔を思い出す日。

かの小説は、すでにあちこちの作品で使われているモチーフがずいぶんいろいろ出てきて、おまけに昔のエッセイで書いてあったこともあって、これまた思い出すことが多かった。
最近の作品は何度も読み返せないこともあるし、昔の記憶は鮮明で最近のことはサクッと忘れるわたしの都合もあり、当時のことをこれまた思い出させる話だった。
 
ハタチのころなんて、つい昨日のことのようだよ…とはさすがに言えないものの、それでもそんな遠くなかったはずなのに。
 
思い出したところで、それこそ恥ずかしくなるようなことか、頭を抱えてしまうことばかり…当時はほんとうにひどい人間だった、ワガママだしね…、それに今の自分は別の自分で、過ごしている世界もあのころと地続きではなく…それでもたまには思い出してしまう。
 
今日はそういう日。遠くなった昨日。