6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

いささかまわりすぎた頭であれこれ考える

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今日は午前中から午後半ばまでお仕事で打ち合わせ。デザイン、構成から言葉ひとつまでアイディアを出すという作業もあり、帰宅してもなおちょっとテンションあがり気味。もはやぎしぎしときしみがちにもかかわらず、無理から回転させているようなイメージがしています、頭。
帰宅して一息ついて、塾のかばんを持って、小学校そばで長男と待ち合わせ。ほどなくあまり見かけない友だちと出てきた。長男はランドセルと塾バッグを交換。その横でリュックの友だちは同じく塾なんだそうだ。聞けば、駅ホームを渡った受験塾。長男は補習塾だけど、互いに大変なのだ(拘束時間やレベルはさておき)。

スーパーで買い物をして帰宅。夕食を作っているところで長女が帰宅。疲れもピークかと思いきや金曜はまだましかも(朝と午後に練習がある火曜とかはひどい疲れよう)。口数は少なめながら、それでも朝の不機嫌さも忘れてぽつぽつと話す。わたしも朝のことを蒸し返すことはせず、なんとか話を聞くうちに自分の中のわだかまりもなんとか消えた。久しぶりに電子ピアノのフタを開けて、来週あるというハレルヤの音を確認しながら歌の練習をしていた姿を見ると、ちょっとほっとしたり。

長女の不機嫌で自分勝手な態度には本当に頭にくる。「ナニサマだ!」と思うこともしばし。第一志望に合格できたからといって「エライ」わけでもない。しかも入ってからは低空飛行じゃないか。
そんなことをしょっちゅう思っている。勉強しているのかと思ったら、スマホやっていたり。しきりにブブッと音がして、そのたびにのぞいている長女を見て、一喝!と思うけれど、でもぐっとガマンする。
今の長女を見ていると自分のあのころを思い出す。「あそこまでではないけれど」というところと「もっとひどかったけども」というところがないまぜだったりするんだけども。そして今の長女よりも小さいころから、ある大人をバカにしていたことも思い出すと、ぱっと感情的に怒れない。
いっぱい言いたいことがあるし、たまにタイミングを見計らって「わかってほしいこと」を伝えるものの、ぜんぜん響かない。後になって気づいても遅いんだよ、と本当に伝えたいのに。

今はまだ幼い長男も時折、思春期の雰囲気を持った態度をする。反発しているところが妙に距離を感じる時があって、そのときばかりは年齢相応なのかも、と思わせる。そんなときのわたしは完全にひるんでいて、正直、どんな打つ手もない、と思ってしまう。学校や塾の宿題、明日の用意など「やるべきこと」の優先順位を間違っていることを言ったりすると、相変わらずの態度(「わかっているよ!」と怒っているアピール)なんだけれど、ほんとうにせっぱつまっているとその怒り方に「思春期の雰囲気」を感じ取る、というか。

長女には勝てる気もするし、どこが冷静かつ徹底的に言ってやろうと思えるんだけど、どうも長男に強く言われたら(覚悟していたとしても)かなりこたえてしまうんだろうな、と思う。あとしばらくたって、実際そうなったときには案外けろっとしているかもしれないけれど...いやいや、でもそれじゃ自立できないか。

わたしの言ったとおりにしてほしい、というのではなくて、話をさせてほしい。聞く耳を持ってほしい。今すぐにわからなくても実感できなくても「そういうこともあるんだ」くらいには気を留めてほしいんだけど...それすらむずかしい。
せめてどう考えているのか、その一部だけでもわかるように話してくれたら...と思うけれど。

すでに眠った長女。リビングのダイニングテーブルの上で長女のスマホはブルッブルッと何度も鳴っている。ダイアログすら見ないようにしているけれど、きっとLINEかTwitterだ。ゲームやメールの時期を過ぎて、今はまさにSNSが主。Twitterは以前見てしまって、鍵をかけるように本人に話し、友だちで鍵のかかっていない子だったりプロフィールだけ見ているけど、いろいろ具体的に書いている子もいて、ちょっと...。長女は自分の性格分析がなんとも大人だった。思っている以上に頭だけはすっかり...なのかなぁ。

さっきまでちょびっと仕事した。とりあえず、寝るかなぁ。