6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

昨日は読み聞かせ、でした。

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昨日は読み聞かせ。今年は2年のクラスを順番にだいたい月1回程度で回っている。ひとりのときもあれば、ふたりのときも。昨日はひとりで2冊。

 

そのつもり (講談社の創作絵本)

そのつもり (講談社の創作絵本)

 

 「そのつ森」で動物たちが空地の使い途を話し合って、提案を想像して「そのつもり」になるって展開に、だじゃれと繰り返しも含めて、子どもたちもいい反応でした。みんなでがやがややっていても結局なにも変わらず、というのがすてきだなぁと思うのですが、そこまでの心境になるのはオトナ、ですかね。

 

子うさぎましろのお話 (おはなし名作絵本 3)

子うさぎましろのお話 (おはなし名作絵本 3)

 

 こちらは12分くらいかかったと思いますが、集中してよく聞いてくれました。うそをついてしまったことや、それを赦してもらったこと、たくさんのプレゼントが神さまからいただくこと、その翌年以降もプレゼントのお手伝いをしにまっさきに行くこと...感想文を書くとすれば、そういうポイントがあるのでしょうが、ごくごくさらりと書いてあることなので、読み聞かせだとそこまでポイントとして把握できないように思いますが...何年か後にまた触れる機会があれば、と、わたしも種を蒔くような気持ちで読みました。

実際、わたしもこの本に出会ったのは5~6年前だったかと...子どもに読み聞かせしてもらっている後ろで聞いたのですが、そのときの印象と今とではまた違って、たぶん、にわか知識ながらでもキリスト教に触れる機会があったことも大きいかと。


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昨年度、小学校の図書室の絵本コーナーの整備をやってみたのですが、いろいろと課題も多く残ったままで...。そもそもクラス数増加に伴う教室不足で早々に図書室がプレハブの一室となり、「とりあえず」っぽい並びだったのを5年前に私立の学校で司書をなさっているボランティアのお母さんが苦心して分類から始め、図書室整備の方たちがずっとやってこられたものでした。絵本コーナーも実は探しにくく、パソコンで登録されていて「あるはず」の本がなかなか見つからない、という読み聞かせメンバーの中からの声で、それを少しでも改善するために昨年やってみようと取り組んだ次第。

同じくメンバーに司書の方がいらっしゃるので、いっしょに廃棄本処理をしたり、スペースの制限や従来からの並びをあまり大きく変えない範囲で、いくつか分類して本に色シールを貼る作業をしていたのですが、ある意味、独断といえばそうだし、分類そのものもやはり難しく...新しく市内小に配置された司書の先生も迷っていらっしゃるようで。

小学校の図書室、校長や副校長、国語科教諭、司書教諭(司書免許を持つ先生)、児童の図書委員会の担当の先生、母たちの図書ボランティア担当の先生、そして配置された司書先生(パート)、それぞれの考えがあって、さらにその先には子ども...授業の面でも委員会という面でも、それぞれ関わり方や目的が違うわけで...考えが足りなかったと今になって思うけれど、昨年はそこまで配慮したわけではなく、しかも妥協の策というか、せいぜい「ベター」な方法だったと思っていたくらいで...。

改めて上記のばらばらの立場の先生たちのことも(しかも顔が見えない相手にもかかわらず)考えるのはさすがに荷が重く、配置された司書先生に経緯のみ伝えてあとは従うつもりなのでオマカセと思ったんだけども...どうなんだろうかな。
間にはいったその司書先生もさぞかし大変かと思うけれど、話をしているうちにかえって余計なことをわれわれがしたかのような気持ちになってしまったのも事実。考えすぎなのかもしれないし、司書先生が配置されるなんて話すらなかったときに始めたことなので、今さら仕方ないことなのではありますが。

こちらは、というか、わたしは「かくあるべき」と思って押し通すつもりはまったくないので、やりやすくて目的に沿ったやり方に変えていただいてよいのだけれど。モンペ化を怖れて変な気遣いをするくらいなら、こちらを無視してやってくれてもよいとさえ思うくらい。ちょっと話をして気になったのはむしろそのほうかも。

あと1年のうちにどうにかなるものでもないのか、さりとて...で、ちょっと気が重い。