6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

中学校生活...。

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たまたまこの1週間足らずの間に長女と同じ学年の子どもを持つ、母友だちと会う機会があり、後期が始まったところで、やはり話題は子どもの成績表…その先にある高校受験のことが多かった。

県内の高校受験、今年2月の入試から制度が変わって、内申点・試験・面接...従来のものがなくなったり新しく始まったりしたそうだ。そもそも、随分前に学区が廃止されて、いわゆるランク付けも大きく変わった。
とにかく成績の評価は、テストも大事だけど、普段の態度(積極的に発言する=意欲、提出物や忘れ物をしない)の観点が大きく、テストで点数や順位での評価に必ずしも合致してないようで、母たちは不満いっぱい。自分が中学生だったはるか昔からそう実感をもって感じていたけれど、絶対評価になってから、よりそういう傾向が強くなったのかもしれない。

自分のころの「学区があって、相対評価だった」昔も評価への不信だけでなく、意欲ならまだしも先生へのごますりとかロコツにやっている人も見て、ものすごくうんざりしたなぁと思いだした。で、正直、それができるかできないかで随分違ったようにも感じた。でも、母たちの話を聞いていると、当時以上に今のほうがもっと大変そうに感じた。中2の成績は内申点に影響するから、というのはあったけれど、さすがに中1入学してから内申点を意識する、というのとは違った(と思う)。

長女は私立中だから関係ない、という話でなく、長男は地元の公立中に進み、再来年にはこの話題はわたしも悩ましい問題になっていることだから、それはそれで考え込んでしまう。もちろん、親が何かできることでもないし、子どもに「先生にいい評価がもらえるよう、ふるまいなさい」ともいえない。ずるい感じがいやだから、とかじゃなくって、そういう使い分けを理解するにはまだ幼い長男...というかねぇ、なんといえばよいのやら。いや、なにも言わなくても、とも(客観的には)思うけど、そうもいってられないな、と。

とりあえず、長女にはそれはないのは、親としてほっとしたのは正直ある。自分もいやな思いをしたので、息子ではなく娘の様子を見るのは、本当に昔のいやな思いを追体験させられるようで、その立場は正直つらすぎる(なんていうのは、親として・人としてどうかとも思うが)。乗り越えたはず、と思っていたけれど、今回友だちの話を聞いただけで、思い出したいくつかのこと、自分でも意外だった。インチャが泣いているかのような、そんな気持ちで。長男に対してはちょっと違う状況だとは思いたいけど、同時に、ちょっとそこらへんを覚悟しとくべし、と自らにいっておく。