6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

夢で目覚めた朝

この数日の雨もようが解消、朝は湿気が多かったものの、明るい晴天とともに気温も上がってきた。ベランダに洗濯物を干しに出ると、ひなたではジリジリ日に焼けそうなほど。先に洗って干したタオルがもうほとんど乾いていることに驚いた。

昨日は仕事の打合わせ。知人の仕事をきちんと手伝うようになって、もうすぐ3年になるのかな。単発の仕事を含めれば4年...。知人の業務拡張に伴い、いろいろと考えることも多く、来年は自己啓発で勉強しなおそうかな、と思う。ほかのスキルや情報、センスなども、もっと...と思うんだけど、なかなか...。

シフトの仕事を辞めて3か月が過ぎたところ。すっかり遠い過去のよう。短い時間だったけれど、よく働いていたなとも思う。その分、空いた時間を有効に活用するのはこれから...。

子どもたちが小さいころはまだ「ちょっと前」のように感じるし、実際に子どもたちは大きくなっているけれど、どこかまだ小さいときのまんまのような部分を残して接してくれているようにも思う。長女も長男もそれぞれ「手を離れた」と思う部分もあるんだけど、まだ「おかあさん」させてくれているんだなぁと思うときが多い。
ずっと「今の時期はすぐに終わる。大事にしないともったいない。」と思いながら過ごしていたけれど、やっとそれぞれ話すことができるようになったとも思うし、この時期はまたこの時期で大事なのは確か。

頭の中は子どもたちのことでいっぱいの日常だけれど、今朝はひさびさに昔の夢を見た。届かぬ思い。いっしょにいれなくなった、そのときの空気を思い出して、目が覚めた瞬間、ほんの一瞬だけど、つらい思いをまさに感じていた。まだ心の中の、ある自分が引き受けてくれて、手離せない思いがあることがまざまざと。親のこともそうだけど、本当に「手離す」ってどういうことなんだろうかと思う。
目が覚めて動き始めたら、今の世界にぱっと戻った。その引き受けてくれる自分は、また心の奥底に帰してしまったけれど、いつか癒すことはできるのかな。

仕事の作業がひと区切りついて、来春までの予定をカレンダーにしておく。ほぼ毎日なにかしら予定がはいっているけれど、こうしてまとめてしまうと、意外と短くなって、それと同じだけ、早く過ぎるようにも思う。とにかくこの半年余は、長女の進学先が決まって、ほっとするばかりだった。母としてもまた違った経験もできたし。明日はその中学の委員会に出かける。こちらの知り合った母たちは、とても個性豊かで経歴もさまざま。ときに受験のころのままのキツい母もいるけれど、委員会はそれがなくて、とても居心地がよい。この経験もほんとうに貴重で、その上、楽しみなのはうれしい限り。長女に声をかけてくださいました、神さまに深謝する。