6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

卒業式

昨日は小学校の卒業式にPTA役員の方たちと出席してきました。一応「来賓」扱いなので、割といい場所から見せていただきました。最近、導入した50インチのテレビを両側に設置してあって、証書を受け取る壇上の子どもの顔を両側に写していました。君が代も歌ったし、例の掛け合い(お別れの言葉)があったり、「あー、そうだった、そうだった」みたいな部分と、やっぱり「いまどき」っぽさも混じった感じで...なるほどなぁ、という印象でした。


子どもたちは案外しらーっとしていて、泣いている子どもがぱっと見た限りいませんでした。代わりに、保護者席最前列にいたパパが泣いているのを見たり、ちょっと昨年の卒園式での長男の泣いている姿を思い出して、思わず貰い泣きしそうでしたけど、通してカラッとした式でした。ちょうど前日が、かの幼稚園の卒園式で、何人かのオトモダチに「卒園おめでとう」というメールを送った中でやりとりして「感動して涙がとまらなかった」みたいな話を聞いたばかりもあって、幼稚園と小学校との対比、みたいなものをいっそう強く感じたのかもしれません。


6年生もなると、身体の大きさもそれこそ、いろいろなお子さんがいるけれど、気になったのは、女の子...袴をはいて着飾っていたり、雑誌に見かけるようなジュニアブランドの洋服を着ていて、ヘアクリップで前髪をとめたり、おしゃれな髪型をしている女の子でも、すごく冷めた表情だったり、しらーっと来賓席の大人を見ていたりする子を見ると、なんだかさみしいなぁと...わたしもそういうタイプだっただけに、というのもなんだけど、気持ちはわかるけど、もったいないなぁと。そういう「つまらない」「ばかばかしい」みたいな顔つきになっちゃっている女の子を数人見かけたけど、どうしてなのかなぁと、つい...ね。


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今度、4年生の長女が卒業するのも、実はあっという間なんだろうな、と思う。あとまる3年、長いようで短いし、大人からすれば何も変わらないような気さえするけれど、この3年間は、長女にとっては大きな3年間になるはず。母としてもいっしょに何か変わるだろうし(変わらざるを得ない?!)、できることなら進歩をしていたいなぁと思ったりして。


「入学式は子どものため、卒業式は親のため」という言葉を聞いて「なるほど!」と思ったけど、ほんとそうかもね。