6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

幼稚園に足を運んで

今日は幼稚園の同窓会スタッフの会に足を運んだ。来年の「○周年」を控えて、同窓会スタッフの会を立ち上げる際にご尽力なさった方にもいらしていただき、園長先生・副園長先生とともにお話をうかがう席で...ものすごく有意義な時間だった。


お子さんの在園時期をうかがったら、ちょうど自分と同い年くらい...つまり、自分の母親世代の方がかの幼稚園で、どのような活動をなさっていたのか、またどのような思いを持っていらしたのかを直接うかがうことができ、また園長先生がお母さんたちの活動に対して、どのような思いを持っていらしたのか...そして、その様子を折に触れて感じ続けていらした副園長先生(園長先生のお子さんで、わたしよりも5歳くらい年上)の思いもあわせてうかがう場となった。


当時のお母さんたち...わたしが昨年度やっていたお役だとか、ほかの活動と、そして現在の同窓会の集まり...それぞれに対して、とても深い思いとご苦労の末に立ち上げられて、そして現在まで繋がっていることの重みを、それこそ実感を持って初めて感じることができました。当時、お母さんたちに対して発行した冊子の文章ひとつとっても...そして今日はいらっしゃらなかった別の尽力された方々の文章も...本当に知的ですばらしい文章でびっくりしてしまった。


現在の自分たちも、十分に話し合って、いろいろな思いの間で葛藤があっても、そこから折り合いをつけながら、いろいろな活動をして、そしてそこから仲間を得て、母としても人としても成長を感じる経験をたくさん得られて、というのは十分に感じていたつもりだったけれど、まだまだ浅かったなぁ...と。やっている最中は、確かに追われるようで、終わってみてから初めて感じることわかることもたくさんあるとは思うんだけど、やっぱりそのような成り立ちを経て、たくさんの方たちの思いが引き継がれて...という結果だという認識が、当時(といってもこの3月まで、だから、つい最近といえばそうだけど)足りなかったなぁ...と。


幼稚園でのお役は終わってしまったし、そのときにはその重みをぜんぜんわからないままやっていたわけだけれど、改めて引き受けてよかった...大げさに聞こえるかもしれないけれど、本当に誇りに思えた。


そして、やはり...小学校の、今年度のPTA活動の空虚なこと...わたしのまったくもって「非力な部分」も含めて、本当に情けなくなって...これまた大げさだけれども、絶望的、だよな、と。来年度、人が入れ替わったら...という願いをひたすらしているけれど...世代のせいもあるのかなぁ...。