6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

ともだちを思い出す

先日、本屋さんで見かけた本。新装版が出たんですね。

二十歳の原点 [新装版]
高野悦子
カンゼン
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ちょうど中学のころ、友達に薦められて手にした本だった。わたしの中の「自殺願望」っていうのは、ちょうど小4のころ...だったんだけど、中学のときもいろいろと...かなぁ。そういえば、宇宙飛行士は胸にカプセルをひとつ持っていて、非常時にはそれを飲むと楽に...という話を担任がしていて、そのときにその友達とふたりで「いいなぁ」と思わずいっしょにつぶやいたことを思い出した。

一昨日、出かけたファミレスで、その友達の雰囲気をもった同年代の女性を見かけた。だんなさんと一緒にお茶していたんだけど、そのだんなさんも雰囲気が似ていたようで。友達とは10年くらい連絡を取っておらず...。

きっと他人の空似だったんだと思うけど。ちょうど本とリンクして思い出したよ。

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区切りのよい年齢のせいなのか、はてまた、夏休みで時間があるせいなのか、いろいろと考えたり、思い出したりします。
20年前の夏、とっても大きな区切りがあって、そこから違う人生を送っているような、そのくらい、自分にとっては大きなことでした。10年前の夏は、ちょうど仕事を辞めて専業主婦になって間もないころ。働かなくなってちょうど10年経ったわけで。よくこれまでやってこれたなぁと思う。だんだんずうずうしくなって、すっかり忘れていたよ。この先、10年はなんとかできても、もう20年先は?と思うと、不安だらけ。そこまで生き延びている自信はないんだけど...このずうずうしさでいければ、というか、オットに言わせたら、さぞかし長生きするだろうよ、ってなるんですけど、本人としては、それなりに不安があるんだよね、これでも。

なんてね。