6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

悲しい洗礼?

はらはらしながら新1年生の長男を思う母がここに。何を不安がったり心配がっているのだろう、そういう気持ちがあると、そういう現実を引き寄せてしまうものだ、と自分に言い聞かせつつも、へんな胸騒ぎに近い落ち着きのなさ。


とうとう、昨日...というか、いっしょに小学校に行っている男の子とのやりとりで、親子ともども傷ついてしまった。状況は細かくて書ききれないけれど、なんというか、やっぱり「新たな輪の中に入っていくこと」「いろいろな子がいること」というのがよくわかったな、というか。ちょうどまる一日経ってみたことだけど、いろいろな思いがわたしの中にはあります(そのいろいろさもうまく書けないんだけどさ)。


もともと顔合わせのときから、人の話を聞いてないな、一方的だなぁ、なんで初対面の相手に上からの物言いをするんだろう、と思って、失礼な人だなぁという印象で、その後、数回話しても相変わらず。そういう言い方しかできないのか、と思ったり、ヒサビサ「下っ端扱い」を受けて、幼稚園に入園した直後(5年前)を思い出して、可笑しくなったりもしたのだけれど。


子どもたちの小学校は登校班はないのだけれど、なんとなく学年ごとに集合場所みたいなものができていて集まってから行く、という感じになっている。特に、新3年生(長女)の代は、「定例会」と揶揄されている人たちが毎朝...つまりまる2年間、井戸端会議をしているので、そのお母さんたちのおかげか、まだなんとなく集まってから行く状態が続いている。
長男たちは、初登校(入学式翌日)こそ、すべての親がそろったけれど、それからはなし。昨日はわたし一人。今朝はひとりっこの女の子のお母さんとウチがふたり(しばらく立ち話してしまった、ははは)。


帰りは、先生方が引率して方面別に「解散場所」までつれてきてくださるのだけれど、そこに行くのはわたしだけ。先の女の子のお母さんは唯一の信号のある横断歩道のところまで...って感じ。解散場所で待っている人は、長女のときと違って、ぜんぜんいない。確かに、2年前よりかなり数が減っているなぁと思ったけれど、そこに集まっている人たちを見ると、園こそ違えど、個人送迎をしている人たちばかりで、思わず苦笑。


昨日の男の子のお母さんは、初登校の朝、集合場所まで連れてくるのも解散場所まで迎えに行くのも面倒くさい、と言い放ち、結局、それっきり。確かに、わたしだって面倒じゃないわけではないけど、でもさ、だからといって、本当に行かないわけではないよ。ウチが過保護なほうかもしれないけど、面倒、っていう言い方をされるその子も気の毒になってしまった。そんな扱いをしているから...なんて、つい、思っちゃったわけだよ。


その人、上のお子さんがウチの長女よりひとつ上、ということで、敬語も使わずズカズカ話してくるけれど、もしかしたら、わたしよりも下だったりしてね、なんて思っていたら、どうやらひとつだけ下でした(先の女の子のお母さんから聞いた)。やっぱりそうじゃん。年齢じゃないし、たかだか1歳だけど、でもさー、やっぱり口の利き方ってあるだろ、と、つい。


いえいえ、こちらこそ、でもあるんだけど。ちょっと(かなり)せつなかったけど、いい勉強になりました。