6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

さみしいけれど、ほっとしています。

長男が卒園しました。あー、とうとうこの日が来たなぁ...と思いながら、前日の「フツウの日」最後もとてもせつなかったけれど、当日のハレの日の騒々しさの中、少し距離をとりながら、ごく親しい人たちとの輪を大事に過ごした日でした。


朝、準備をする中、長男がふざけているときに、ぱっと後ろを振り返ったら、ドアノブに額を激突!傷になってしまって、そこから血がタラリ...。レメディをひとつあげて、冷やしたり、絆創膏を貼ったりしたけれど、じわーっと血がにじんでいました。いやはや、なんだか落ち着かないときって、こういうことに...これが「自重すべし」というメッセージだと思って、園に着いてからは、ひたすらおとなしくしていた次第です。それでも、目の前で「まるでお母さんの卒園式だよな」と思われる人たちを見かけて...いや、そういうふうに見てしまうから、いろいろな想念を拾ってしまうんだけどさ...式が終わって、教室に戻って最後の挨拶をするころには、すごく気分が悪くなってしまいました。


先生方にも挨拶はできたし、親しい人たちとは式の前に予め写真を撮ることもできたし...という感じで、そそくさと出てきたら、やっぱり同じタイミングで出てきたのは、お友達ばかり...やっぱりそうだよね、なかなかあの場に残れる気力はないよね、みたいな、そんな感じでした。


本当にさみしい気持ちはたくさんあるんだけど、でも、やっぱりほっとしているほうが大きい...という感じで、やっぱりわたし自身も次のステップに歩き始めた、ってことなんだなぁと感じました。本当に今は感謝の気持ちでいっぱいだし、十分すぎる学びを得られたなぁと、つくづく。子どもにとっても大事な3年間(ふたりあわせて重なりながらの5年間)だったろうけど、オカンにとっても本当に「人生が変わった」園生活でした。


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夕方からは、子どもの習い事で出かけることになっているにもかかわらず、ただ単に「園への送迎なし」というだけで、本当に余裕がある日になった。朝から洗濯して、ていねいな掃除をして、あちこち片付けて、ゴミをたくさん出して、ごはんを作って...それでもまだちょっと「時間が余っている」ような感じ。


まぁ、家の中は相当に荒れてしまっているので(!)、片付いているわけでもないんだけど、とりあえず、目の前のあっちとそっちとここらへん...ってくらいだけ、ちょっと片付いてスッキリ!家にいるスバラシサ、というのをひさびさ満喫しました。春休みも予定がそこそこあるし、4月からも幼稚園(引継ぎ)と、小学校と、自分の趣味の集まりと、ちょっとしたお仕事...という感じで、結構予定が埋まっているんだけど、それでもやはり「拘束感」が違うんだろうな、と思う。


本を片付けて、きれいに並べてさー、もう一度、ゆっくり読み返したいなぁ...。