6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

とうとう

今日の午前中はヒサビサお役の仲間と集まりました。来年度に向けて引き継ぎ資料の具体的な内容検討と、4月の定例役員会の日を設定(この日に次期のお役を選出します)、それから引継ぎ日を決めました。4月22日でお役の仕事がすべて終わります。ゴールが決まったよ...。


この1年、本当にあっという間で、そういえば、役員になった懇談会が明日。あれから1年...まるで昨日のことみたいだけど、でもいろいろあって、やっぱり濃ーーーーい一年でした。ここでの経験や出会いや、ご縁が今後の母生活にどんなにか糧になることだろう、と思います。5年間の恩返しのつもりで手を挙げたお役でしたが、ほんと、やっぱり「人のため」ではなく「自分のため」でした。ありがとうの気持ちでいっぱいです。


折りしも、ある話題から、園バスや延長保育、給食がある幼稚園だってほかにたくさんあるのに、そういう「自分が楽をしたい」というところではなく、あえて個人送迎(遠距離)かグループ送迎(徒歩圏内)とか、延長保育もなし、お弁当、という園を「子どものために選んだ」ということ、そこに母親としても成長したい、という気持ちも入っていて...という話を聞いたのだけれども、まさに、そうだなぁ...と。わたしも最初の2年は「子どものためには確かにスバラシイかもしれないけれど、母親は本当にしんどい...」と思っていたのも確か。母親の力量や資質、性格までも試されているような気がしたし、そう思ってしまえばそうなのかもしれないけれど、でももうちょっとがんばってみることで見えてくることがやっぱりあったわけで。そして、子どものため、と言いながら、やっぱり「母親として」何より自分のためになった幼稚園(母)生活でした。


最近、園に向かう道すがら、本当にもう5年経つのか、と思うと、すごく思うところがあって。クルマで10分くらいの距離で、渋滞に遭うことも殆どなかったけど、確かに遠いっていえば、遠いよなぁ...慣れてしまう部分もあるし、もっともっと遠くから来ている人もいるので、ぜんぜんそうではないんだけどね、それでも5年間、毎日送迎した、っていうのは、我ながらよくできたなぁと思ったりして。


そして、今年はお役があったので、園の近くのお友達のお宅に車を置かせていただいていて、そこから10分ほど歩いて園に向かっています。このくらいの距離に住んでいる同じ園の人たちは、お当番を決めてのグループ送迎なんだけど、わたしは自分んちの子どもと手をつないで歩いていると、本当にいろいろな話ができたり、ちょっとした楽しみがたくさんあって...暑さ寒さ、雨や晴れ、風、葉っぱや花、クルマやバス、お店や人のこと、お友達のこと、本当に小さなことだけど、いろいろな話ができて、クルマだってふたりきりだけど、やっぱり違うんだよね。


歩き始めたころや季節的にキツイころ(夏)には、歩きが遅くなったり、歩くことを嫌がったりしたときもあったけれど、今はすっかり足どりもしっかりしてきて、かかる時間も格段に早くなった。長男自身も「あ、もうここまで来たんだね!」と言うほど、しっかり歩いていて...やっぱり徒歩で通う大切さを少しだけだけど、実感したりして。


お弁当はあと7回。あと15日しか、幼稚園には行かない...んだそうだ。



昨日は、地区での親睦会で、年少年中さんたちが年長さんを送り出してくれた。写真は、その記念品。ランドセル型の箱(牛乳パックを利用!)に入ったお菓子、地区で撮った写真...写真立てには、羊毛フェルトのチャボ・やぎ・うさぎがついていて、とてもかわいらしい...そして、お礼ということでいただいたお花。


いつの間にかいただく立場になっていたのね...というのと、わたしへのお花、本当はそういうやりとりはダメ(というか、個人と個人で行うだけはいいのだけれど、ある枠で募ってしまうのはある種の強制力が発生するので...という配慮)なので、予想外だっただけに大変嬉しかったです。いただくほどの働きは何もしていないんだけどね...恐縮しちゃうくらいに。



今日は今日で、別の知人よりジャム...をいただいてしまいました。以前、リボンレイで名札のストラップを作って差し上げたことがあったので、そのお礼、ということで...いやはや、いささかいただきすぎ!!と、これまた恐縮しつつ...いやはや、大事に味わいたいと思います...!!


なんかお役が終わって、これからが個人的に、というのも変ですけれど、また違った付き合いができるのかなぁと思ったり。とりあえず、ひと区切り、の毎日が続いています。