6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

長女との距離感

いっつも気になるのは、第一子の長女のこと。第一子だからか、はてまた同性だからか...きっとその両方で、なんだかムズカシイと感じ続けている。子どもの成長や環境の変化と共に、その関係も変わってくるんだろう、というのはわかるんだけど、毎回、その節目にどーんと壁に当たるような。第二子の長男との関係は、比較的緩やかにスムーズに変化しているというのに、と、つい思ってしまう。あまりにも「通じない」という思いが強くなると、相性が悪いのかな、と思うくらい。

いくら自分の子どもだから、とはいえ、そりゃぁ、相性というか、いいときもあれば悪いときもあるでしょう?とか、そういうのもわかるんだけどね、どうも...うん。つい、最近までも、やさしく言おうが、きちんと言おうが、怒って言おうが、どうも響かない様子...どうしたものか、と頭の中をグルグルしていた時期が少し続いていて、このままの状態が続いていたら、最悪の関係になっちゃう!とまで思っていたんだけど、このところ、「この人は自分で決めたことしか聞き入れない」というのがわかって、殆どの部分を本人にゆだねてしまった、という感じ。

普段の生活の中では、こまごまとしたことを除いて、もう軽く言葉をかけて、それでも聞き流していることに関しては、あえて説得しようとせず、本人に任せておこう(もちろんそれとなく親としては長女のことを把握しておこうと思っている)という感じ。小さいから「完全に」ではないけれど、かなりの部分を手が離れた、という気がする。毎日のことをあれこれ言っても、違うんだなぁ、っていうか。

もうすっかり別人、というか、ほかの人、というか、手を離れてしまったんだなぁ...向こうも、生活の時間の大部分、オカンは必要じゃないんだなぁ、というのがはっきり。そりゃぁ、甘えたいときもあれば、気持ちはこっちに向いていると思うけれど、直接・具体的にどうこうじゃなくなったんだなぁ、というのが、最近、はっきりわかった。さみしいけれど、そこをわたしが認めたら、なんだか急に楽になった。やっぱりどこか自分の思うとおりに、みたいなところがあったのかもしれないし、はっきりわからない、どうしたらいいのか決めかねる、って状態から脱したのかな、と。

これからますます、どんどん、なんだろうな。抽象的な部分でのつながり、どのくらいできているのかな...。