6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

運動会でした

今日は、長男の幼稚園の運動会。前夜からの雨がかなり気がかりでしたが、4時半に起きておべんとう作り。6時半過ぎに緊急連絡網がまわってきて時間通り開始、と聞いて、ひと安心。今年は、代理で係を引き受けていて、午前中、バタバタと慌しかったし、緊張もしていたので、本当にあっという間に終わってしまった。予行演習のときと違って、気温も高め、人が多い分、子どもたちも緊張したり、普段と違うものを感じたのか、トイレに行く子が多かった(ので、自分の仕事も増えた、ははは)。

裏側を見た、というのはオオゲサだけれど、年長さんのリレーの前後...緊張していたり、終わって最下位のクラスの子が号泣していて、それを慰める先生の様子とかを見れたり、次の競技のために集まった子どもたちから「○○(長男のあだな)のママー!!」と声をかけてもらったり、トイレに連れて行くときに、小さい小さい年少さんに話しかけたり、とっても楽しかった。自分んちの子どもに「おかあさん!」と、姿を見つけられて手をふってもらうのもいいけれど、お友達に言われるのもいいものだねぇ...。

体調を崩したオトモダチ母の代理だったので、ご本人は勿論、担任の先生やら副園長先生にもお詫びとお礼を言われて恐縮至極だったけれど、今回もやはり「人のためではなく自分のため」になった係でしたわ。いろいろと抱えすぎなのもどうよ(=かえって無責任じゃん)、と思ったけれど、無事に終わったし、本当に引き受けてよかった。

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シフトが微妙に変わっていくんだけれど、いっしょに組んだ母は、「役の役付き(=副会長)」の方で、かねてより園の内外で子どものためのいろいろな活動をしていて...そういう人と一緒に組めたら何でも訊けるなぁと思ったけれど、いざ、同じ担当になって、相手がすごすぎる!と圧倒されてしまった。ほんと気さくで話しかけやすいし、親しくもしてもらっているのだけれど、その対応の早さというか、気づき方というか、子どもへの声のかけ方というか、もう先生以上じゃん...と思ったら、その方は「プロ(保育専攻の先生だった方)」だったのでした。そりゃぁ、かなわないだろうよ、とも思ったんだけど、最後の閉会式で挨拶をした折の、その内容も話し方もどれをとっても「すごい」...子どもたちへ話しかけるように、でも、先生方・父母に対してそれぞれへ感謝を示しつつ、そして、幼稚園の方針を交えながら「いい一日になりました」としめて拍手...すごい。先生よりも話し方も内容も充実していた。

そういう人が身近にいて、かつ、いろいろタイプや個性は違っても「すごい」って思う人たちがあちこちにいる幼稚園だったりするので、小学校に戻って(勿論、小学校にもすごい人はたくさんいるんだけど)たまたま自分のことをほめていただける場があったりしても、こんなの幼稚園に戻ったら、殆どの人ができることですよ、ってな感じになっちゃうんだよね(<ごくごく素直な反応として)。かの幼稚園で役の役付きになったら、どこ小学校でも会長できるよ、って話だったけれど、確かになぁ、と思った、ということで。