6月の雨の庭

中3女子、中1男子ふたりの子どもがいる、40代も半ば過ぎたところにいる母の日記です。

秋休み

先週金曜に小学校の前期が終了。3連休プラス今日と明日が「秋休み」の長女。今日は、長男を幼稚園に送った後、趣味の集まりへ。会議室の下の図書館に出て、何冊か本を借りて読んでいたようだ。午後、長男のお迎えに...なつかしいのか、静かに園の中の様子を眺めていた。

はじめての通信簿を見て、思ったほど悪くもなく、かといって...という感じがした。「かといって」と思うあたり、やはり長女に「何か」を期待していたのかな、と思った。休日に出かけた先で、おもちゃのひとつでも...ってチラリとよぎるあたり、なんだか自分もやっぱり...と思ってしまった。

目の前のことをきちんとやってほしい、その延長で学校の成績もそれなりにちゃんと...と願っているのは、確かにある。得意不得意はあるにせよ、できることはやってほしい。できたら親としてうれしいっていうのもあるだろう。だけど、何か「それだけ」にならないよう、って思う。いったい誰のために勉強するのか、ってところを子どもが履き違えたら、ものすごくいやだし、成績だけがすべてじゃない、というところは、自分にとっても忘れてはいけないことだから、というか。

まぁ、たかが1年生の成績だからさ、そこまで深く考えることはないんだけど、そういう感覚ってズレていきたくなくって。かたくなに、というかね。

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以前なら、長女は女の子だし、せっかくだから...って思ったところもないわけではなかったんだけど、最近はすっかり地元の公立中に行けばいいじゃん、と思っていた。「たまたま勉強ができて、ちょっと頑張ったら入れた」という私立中に行くのならともかく、いや、どこのレベルにしたって「ちょっと頑張ったら」なんてことはないと思うし、あんまり親の思惑で進学を決めたくない気もするし、怖くて責任もてないんだよね。

たとえば、目の前の、学校の勉強をこつこつやって...その結果として、高校だけはそこそこのところに行ってほしい、というのはないわけではないけれど、でも、その先、どういう大学に進学してほしい、というのはぜんぜんないし、○○大学くらいには、というのもなければ、なんというか、偏差値が高いといわれるところもどうでもいいかな、というか。人に話して「どこ?」って言われるところだけはちょっと...と思っていたけど、今はそれも含めて何もないな。

いったって、本人の人生じゃん。なんとなく高校だけはそこそこ、と思っているけれど、それすら本当はね...たまたま幼稚園のそばを通るバスに乗る、某公立高の女の子たちを見ると、あれはちょっといやだな、って思うから、であって、仕方ないといえばそうだしね...自分だって、振り返ってみれば(そこまでではないにせよ)そんなにえらそうにはいえないわけだしさ。

先日は、ある人に公立中のレベルなんて、といわれて、ちょっと口ごもっちゃったんだけど、それは正しいことかもしれないけれど、まだ判断できないな。長女の通う小学校では、中学受験する人が6割、なんていう話を聞くと、ちょっとフクザツな思いはあるんだけどねぇ...それでもなんかねぇ。